付着がひどい乾燥物での新製品TSBと従来製品TSとの比較 / 付着物乾燥, リサイクル乾燥, 汚泥乾燥

付着がひどい乾燥物での新製品TSBと従来製品TSとの比較

1.乾燥対象物:付着がひどい残渣
2.他社メーカー:希望通りの乾燥後の含水率に達することができなかった。又、乾燥物の物性から断られるケースも。
3.乾燥の目的:飼料
4.テスト結果 乾燥前含水率:84.5%W.B.

型式羽根への蒸気投入単位面積当たりの加熱面積乾燥後の粒の大きさ乾燥後の含水率
新製品 TSBありTSの1.5倍55.5~56.9%W.B.
従来製品 TSなし113.6~18.8%W.B.

 

上記結果より
・付着物の乾燥は従来品TSの方が良い結果が出ている。
・TSBでの乾燥後は表面は乾燥しているが、内部は乾燥していない。
・TSでの乾燥後は、黒く変色している物は手でつぶせず絶乾に近い。変色していない物は手でつぶすことができ、内部に若干水分がある。
・単位面積当たりの加熱面積が大きい方が乾燥後の含水率が高い。乾燥していない。

見解
・付着物の乾燥では乾燥対象物の表面積を如何に小さくするかが、最も重要であることが判明。
・付着物乾燥に関しては、今後TSの改良を行うことにより単位面積辺りの乾燥効率が良くなると判断。
・具体的改良点はここでは企業秘密として記載しないが、この改良によりさらに付着物の乾燥機がコンパクトにできる。