乾燥菌体肥料 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥

食品加工工場の汚泥の乾燥の様子です。この乾燥後の汚泥の成分は肥料として利用できる成分分析内容です。

食品工場等での水処理後、排出される有機汚泥を乾燥装置 KENKI DRYER での乾燥後は肥料として利用できます。但し、乾燥後の汚泥を肥料として使用する場合は「乾燥菌体肥料」として各都道府県への登録が必要となります。
この乾燥菌体肥料は肥料取締法で肥料の成分が定められており、その規定内の成分であることが必要です。又、植害試験が必要でこの試験で植物に対する害を調査します。
過去、汚泥をKENKI DRYER で乾燥させこの乾燥菌体肥料登録のため成分検査されたことがあります。その検査結果は何ら問題ないものでした。最近も別案件で成分検査された結果を教えて頂きましたが規定内の内容でした。
では乾燥機を導入してまでも肥料化する理由は何でしょうか。下記が考えられます。
・産廃費用の削減及び廃棄物排出のためのマニュフェスト等の管理コストの軽減。
・汚泥を即座に乾燥させることにより環境衛生面での向上。
・環境負荷低減への貢献。外部へアピールできる。

KENKI DRYER は低温乾燥のため成分変化が少ないのが特徴です。又、どんな付着物、粘着物であっても乾燥機内部に詰まることなく乾燥が出来ます。連続式乾燥で24時間連続稼動が可能で人を配置する必要がありません。
国際特許を取得している簡単な構造で価格面も他社と比較すると安価です。通常、納入金額は他社との比較ではなく産廃費用との比較でご検討頂いています。


ご参考に肥料取締法での「乾燥菌体肥料」は下記です。
http://www.famic.go.jp/ffis/fert/kokuji/60k0284.htm

乾燥菌体肥料 肥料取締法 2018.1.5

乾燥菌体肥料 2018.1.5


食品加工汚泥 乾燥前後 kenki dryer 2018.1.5

  • 乾燥物:食品加工汚泥
  • 乾燥の目的:乾燥後、肥料として使用。乾燥菌体肥料。産廃費をなくす。
  • 含水率:乾燥前85.9%W.B.、乾燥後6.7%W.B.
  • 乾燥機への要請:付着性があるため、乾燥機内部で詰まらないように。24時間無人運転。肥料として使用するため乾燥後成分が変化しないように。
  • テスト結果:問題なし

 

熱分解装置 Biogreen: https://biogreen-jp.com
会社サイト: https://kenki-corporation.jp