■ AI、IoT 及び PLC の連携

 

 

 

■ AI とは

 

AI (人工知能) とはコンピューターで人間の知識と同じようにモデル化されたソフトウエアやそのシステムを指します。

 

《artificial intelligence》コンピューターで、記憶・推論・判断・学習など、人間の知的機能を代行できるようにモデル化されたソフトウエア・システム。AI。

出典:大辞泉

熟練技術者のAI化 汚泥乾燥機 kenkidryer 2021.10.27

 

■ なぜ AI が必要なのですか。

 

AI が必要な理由は4つあります。
1.労働生産性の向上のため
2.少子高齢化対策
3.人手不足対策
4.離職率を下げるため

 

■ AI の現状について

 

技術発展に伴い、AIはより利用しやすい技術になっている。
AI導入経済効果、2025年までに11兆円・労働人口効果160万人相当。
現在平均AI導入率3%未満。原因はAIへの理解不足とAI人材不足。

 

出典:AI 導入ガイドブック 概要版 / 経済産業省

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出典:2020年度 戦略的基盤技術高度化・連携支援事業(中小企業のAI活用促進に関する調査事業)調査報告書

クリックしてdc3e7f10fea282d9a39009fea3062bd5.pdfにアクセス

 

 

■ IoT とは

 

IoT(Internet of Things)とは「モノのインターネット」と言われ、情報伝達機能をモノに組み込み、インターネットでつなぐことで、モノからデータ取得したりモノそのものを遠隔操作する仕組みのことを指します。従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置(アクチュエーター)、住宅・建物、車、家電製品、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組みです。
このIoT (Internet of Things – モノのインターネット) という用語は、RFID (Radio-Frequency Identification) の開発に取り組んでいるイギリスのテクノロジー先駆者ケビン・アシュトン氏による造語です。

 

IIOT-Smartfactory 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2021.6.7

画像出典:WILDNET TECHNOLOGIES

 

iot-connected-factory ヒートポンプ汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2021.6.7

画像出典:hackr.io

 

■ なぜ IoT が必要なのですか。

 

人と接触しない遠隔操作による感染症対策。
AIと連携し遠隔での自動運転操作管理。

 

KENKI DRYER IoT遠隔操作 汚泥乾燥機 kenkidryer 2021.10.28自宅 KENKI DRYER IoT遠隔操作 kenkidryer 2021.10.28

 

■ PLC とは

 

PLCとは、シーケンス(順番)を制御するためのコントローラーのことです。正式名称はProgrammable Logic Controller(プログラマブルロジックコントローラ)と言い、その頭文字PLCが一般的な名称になっています。
入力機器(スイッチ、センサ等)の信号の状態により、あらかじめ決められた条件(プログラム)に従い出力回路をコントロールする事が出来ます条件(プログラム)を変更する事により、ユーザーが自由に機器を制御する事が出来ます。PLC一台で複数のモータ、センサ、コンベア、ロボットなどの大小様々なデバイスを同時に制御ができます。
従来のリレー回路を用いた電気制御をデジタル的に代替するために開発された制御デバイスで、シーケンサ(三菱電機の商品名であるが登録商標ではない)と呼ばれることもあります。

 

PLC オムロン 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2021.6.7

 

PLC内部の働き オムロン 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2021.6.7

画像出典:オムロン

 

PLC プログラマブルロジックコントローラ 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2021.6.7

画像出典:Wiki Programmable logic controller

 

■ AI、IoT 及び PLC の連携について

 

KENKI DRYER は AI、IoT 技術利用により更に進歩続けています。 KENKI DRYER はプログラムにより機械動作の制御を行う装置PLCで運転を行っていますが、その運転操作にAIプログラムを取り入れ熟練者の経験と勘の技術を全く必要としない完全なる無人運転を行えるよう目指しています。このAIプログラムは推定データを基にモデルを構築し自動制御を行いますが、多くの情報データを蓄積し利用することによりその推定データは常に変化しAIによる自動制御はより正確性が増します。AIでの無人自動制御はIoT遠隔操作とのシステム連携が非常に重要で、それにより稼働後の自動制御はIoTにより蓄積されたデータをAIが推定利用することにより更に正確な自動制御を行えるようになります。
KENKI DRYER 運転操作のAI化の最初の課題が、AIプログラムをPLCへ組み込めるかですが、その課題を克服すれば、PLCでIoT遠隔操作プログラムと組み合わができ、IoTに蓄積されたデータはAIが利用することができます。それにより、熟練者の経験と勘の技術を全く必要としない完全なる無人運転が可能になり、そのプログラムは更に正確な自動制御へ向かって日々進歩続けます。
KENKI  DRYER での熟練技術者を必要としない完全自動運転AI化そしてIoT遠隔操作は、その制御プログラムを組み込むためのPLCは欠かせない装置であり、PCLとAI、IoTは密接に結びついています。これらのどれか一つでも欠けるとKENKI DREYR のAI、IoT化は実現しません。

AI・IoT PLC 連携 汚泥乾燥機 kenkidryer 2021.11.2

 

IoT見える化 AI改善 汚泥乾燥機 kenkidryer 2021.11.2

 

AIコンピューターで人間の知識と同じようにモデル化されたソフトウエアやそのシステム。人口知能とも呼ばれる。
IoT情報伝達機能をモノに組み込み、インターネットでつなぐことで、モノからデータ取得したりモノそのものを遠隔操作する仕組み。
PLCシーケンス(順番)を制御するためのコントローラー。

 

 

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