■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について

 

蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。
ヒートポンプ 自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であっても運転開始時には外部からの蒸気(飽和蒸気)の供給は必要です。しかし、 KENKI DRYER で加熱乾燥に必要な圧力の蒸気量が供給された後は、KENKI DRYER での加熱乾燥で使用した蒸気を膨張、熱移動、圧縮そして KENKI DRYER で熱移動することで、乾燥熱源として使用します。従来のボイラーよりの全量蒸気供給乾燥からヒートポンプ式乾燥への変更により外部よりの蒸気の供給は大幅に減少させることができ、燃料費、地球温暖化ガス二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。省エネルギー化を行うことができる上、環境への大きな貢献ができます。
KENKI DRYER はヒートポンプ 自己熱再生システムであっても、従来のボイラーよりの蒸気供給の際の乾燥熱効率と何ら変わることなく、どこもできない付着物、粘着物、汚泥、スラリー、液体、高含水率廃棄物の乾燥ができます。

ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER 汚泥乾燥機 keinki dryer 2020.6.13

 

 

ヒートポンプの工程 ヒートポンプ汚泥乾燥機 スラリー乾燥機 kenki dryer 2020.7.9

 

 

 

 

 

 

 

ヒートポンプの工程について / ヒートポンプ汚泥乾燥機, 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機

 

■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER 燃料費大幅削減、二酸化炭素排出量大量削減

 

ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER で使用する蒸気(飽和蒸気)は、断熱膨張、熱移動、断熱圧縮そしてKENKI DRYER での熱移動での繰り返し利用となるため、石油、ガス等化石燃料を使用するボイラーより発生させた蒸気を使用する量は大幅に減少します。そのため、従来ボイラーで発生させた蒸気のみの乾燥利用と比較すると大幅に燃料費を削減できます。
ヒートポンプで最も動力を必要とするのは圧縮機ですが、圧縮機の軸動力は電気です。それは、ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER で熱源として利用する蒸気を発生させるエネルギーが化石燃料から電気への変更ですが、蒸気を発生させる費用、ランニングコストは下がります。又、地球温暖化ガス二酸化炭素発生量を計算する際に必要な二酸化炭素換算係数は、電気使用の場合、化石燃料利用と比較すると格段に低く、このヒートポンプ式 KENKI DRYER を使用することにより二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。
どこもできない付着性、粘着性の強い高含水率廃棄物をヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER で乾燥させることにより、省エネルギー化を図り、廃棄物量及び地球温暖化ガス二酸化炭素排出量を大幅に削減し、地球環境負荷を大幅に減らせます。

 

燃料費大幅削減、二酸化炭素排出量 大量削減 ヒートポンプ汚泥乾燥機 kenki dryer 2020.6.13

 

 

燃料費、二酸化炭素排出量大幅削減

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