高含水率汚泥乾燥機 KENKI DRYER のIoTでのタッチパネル式の簡単な遠隔操作を行えるようにすることで、設置現場へ行くことなく他の業務をしながら工場事務所あるいは自宅にて乾燥機の運転操作が可能になります。乾燥機の運転管理に専任の熟練技術者を雇用する必要はなく人件費は発生しない上、設置現場での人との接触が避けられます。乾燥機の運転操作以外、トラブル対応についても端末でトラブルの内容を把握ができ、端末での操作で対処できるようになります。
IoT遠隔操作により行える内容は1)働状況の確認、2)通知、3)運転操作の大きく3種類です。
IoT による遠隔操作の種類は下記3種類です。
1. 働状況の確認
2. 通知
3. 運転操作
高含水率汚泥乾燥機 KENKI DRYER の稼働状況を秒単位で採取しそれをグラフで表示します。各モーターの回転数、電流値、及び4ケ所の温度をグラフで画面表示しその変化もグラフで一目で分かるようにします。そのデータは常に収集しAIモデルの構築に役立て、ロードセル、水分計を追加することにより単位時間当たりの投入量、乾燥前後の含水率も画面表示ができ、そのデータの収集により更に精度の良いAIモデルが構築でます。
高含水率汚泥乾燥機 KENKI DRYER の異常停止時は遠隔操作の端末にアラームを鳴らし、その原因を画面表示します。その原因に対する対処内容も画面表示し誰でも対応できるように構築します。
異常検知の内容は各モーター電流値と4か所の温度で、異常内容もデータ採取しAIモデル構築に役立てます。
遠隔で誰でも乾燥機の運転操作ができるような簡単な画面をタッチパネル式で構築します。通常の乾燥機の運転操作は、稼働開始ボタンをクリックすると乾燥機は無人で稼働を開始し、稼働後は別業務を行っていても良く、運転操作に携わる必要はありません。異常発生時は遠隔でもアラームが鳴ることにより通知され、異常時の画面内容に沿って対処を行ます。稼働停止が必要な場合はその時点で簡単な画面操作で停止ができます。
AI | コンピューターで人間の知識と同じようにモデル化されたソフトウエアやそのシステム。人口知能とも呼ばれる。 |
IoT | 情報伝達機能をモノに組み込み、インターネットでつなぐことで、モノからデータ取得したりモノそのものを遠隔操作する仕組み。 |
PLC | シーケンス(順番)を制御するためのコントローラー。 |