■ パドルドライヤーについて

 

パドルドライヤーとは乾燥機本体に取り付けられた軸及びディスクあるいはパドルと呼ばれる羽根に、蒸気等の熱媒を投入し軸及び羽根の伝熱で乾燥対象物を加熱、乾燥させる乾燥機です。 羽根が取り付いた軸が回転することにより、乾燥対象物を排出口まで運びながら撹拌、加熱し乾燥させます。
ディスク及びパドルと呼ばれる羽根は製造メーカー独自の機構で製作されており、付着した乾燥対象物を軸が回転することにより羽根が自動的に掻き取るセルフクリーニング機構のものあります。これは弊社KENKI DRYER と同様、乾燥対象物の機内の目詰まり防止、熱伝熱面の更新による加熱乾燥の効率の向上を図っています。
この乾燥機は羽根の名称によりパドルドライヤーやディスクドライヤーと呼ばれています。

 

■ KENKI DRYERとの比較

 

乾燥機の構造として、KENKI DRYERは、溝型撹拌乾燥機パドルドライヤーで言われるディスクあるいはパドルと呼ばれる羽根には蒸気を投入していません。そのためKENKI DRYERの方が蒸気消費量がかなり少ないです。
KENKI DRYERにも羽根に蒸気を投入させるタイプはあります。
しかし、独自の国際特許技術により羽根に蒸気を投入しないタイプの方が、乾燥物をより撹拌、粉砕し、乾燥後の状態は良い結果が出ています。
パドルドライヤーのセルフクリーニング機構はKENKI DRYER の方が性能が良く、又、パドルドライヤーのパドルは、摩耗により蒸気が漏れる可能性があります。
KENKI DRYER の羽根はどんな付着物、粘着物であっても独自の機構で左右互いの2枚羽根が付着物を強制的に剥がしながら回転するため羽根に乾燥対象物が張り付つかず常に更新され伝熱加熱効率が落ちることがありません。又、他社にはない粉砕、加熱しながら乾燥物を投入する投入装置及び乾燥機内部の空気を加熱して乾燥対象物へ当てる国際特許技術の熱風循環機構があります。
パドルドライヤーの機内の軸の回転スピードは、KENKI DRYER 比較すると速く、それにより軸、軸受のトラブルも起きる可能性があります。
KENKI DRYER の機内の軸の回転スピードは5RPM以下と非常に遅く、それに伴うトラブルは皆無で軸に取り付けてある羽根の摩耗も少なく長時間交換の必要がありません。

KENKI DRYER は、処理物を選ばず乾燥蒸発水分量が非常に多く、トラブルがなかなか発生しない乾燥機です。

KENKI DRYER には、国際特許技術独自のセルフクリーニング機構、熱風循環機構、投入装置そして粉砕機構がありますが、パドルドライヤーにはありません。

 

比較内容KENKI DRYERパドルドライヤー
羽根
デイスク、パドル
蒸気投入なし
摩耗による蒸気漏れなし
国際特許技術
蒸気投入あり
摩耗による蒸気漏れあり
蒸気消費量少ない多い
熱風循環機構ありなし
価格安価高価
セルフクリーニング機構国際特許技術、独自
性能が良い
あり
性能が悪い
投入装置ありなし
粉砕機構ありなし

 

 

KENKI DRYER とパドルドライヤーとの比較 動画

 

 

 

 


乾燥機競合比較