■ 真空乾燥機について

 

真空乾燥機とは、密閉空間内部を真空、減圧された状態にすることにより水分の気化、蒸発温度を下げる原理を利用した乾燥機です。
密閉容器内部の空気を真空ポンプで減圧排気し、真空あるいは減圧の状態にします。その密閉容器自体を加熱することにより真空、減圧の状態で容器内の乾燥対象物を加熱、乾燥させます。容器内を気圧の低い状態に保つことにより、容器内水分を100℃以下で気化、蒸発させることができ高温に上げずに乾燥ができます。

 

■ KENKI DRYERとの比較

 

真空乾燥機は密閉空間内を真空ポンプを用い真空、減圧する必要があることから連続式処理はできず、バッチ式、乾燥処理物を一旦ためて処理する必要があります。バッチ式処理の場合、運転サイクルを取り決めそのサイクルでの処理には人手を要し無人化ができません。例えば、排水処理より排出される汚泥の乾燥では、乾燥機前の工程での脱水処理は連続式である場合が多くこの真空乾燥機は不向きです。
一方、KENKI DRYER は連続式処理の上に日常点検も簡単で済むため、KENKI DRYERをご導入頂いたお客様の殆どは24時間無人運転を行って頂いています。
又、真空乾燥機での重要な部品である真空ポンプは定期的なメンテナンスが必要な上、交換が必要な場合はかなり高価となります。
一方、KENKI DRYER の部品は市販品が多い上、乾燥機本体軸の時間当たりの回転数がかなり少ないため、連続式処理にも係わらず回転部分の部品の消耗が少なくメンテナンス費用がかなり安価に済みます。

KENKI DRYER には、国際特許技術独自のセルフクリーニング機構、熱風循環機構、投入装置そして粉砕機構がありますが、真空乾燥機にはありません。

 

比較内容KENKI DRYER真空乾燥機
運転方式連続式 / 24時間無人運転バッチ式 / 人手を要する
メンテナンス費用安価高価な部品がある
セルフクリーニング機構ありなし
熱風循環機構ありなし
投入装置ありなし
粉砕機構ありなし

 

 

KENKI DRYER と真空乾燥機との比較 動画

 

 

 

 


乾燥機競合比較