凝縮伝熱と対流伝熱 -1 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥
凝縮伝熱と対流伝熱-1
媒体を介して加熱する間接加熱で最も優れている熱源は蒸気だと言われています。他に間接加熱媒体としては油そして温水があります。
その間接加熱媒体を比較した場合蒸気間接加熱が他より優れているのは
1)均一性
2)高速性
の2点が挙げられます。
蒸気加熱が均一にそれも高速に加熱できるのにはもちろん理由があり、そのキーワードは「凝縮」です。
先ず「凝縮」とは一体何でしょうか。
それは相転移の一つで気相(気体)が液相(液体)へ変化することです。飽和蒸気が凝縮すると飽和水へと変化します。この変化の瞬間こそが蒸気間接加熱の鍵と言えます。
次に具体的に熱を如何に伝えているかを記します。
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蒸気の潜熱利用
蒸気の潜熱利用により油、温水と比較すると2~5倍の熱量利用ができます。
蒸気 圧力による温度調整
蒸気圧力の変更ににより、乾燥対象物に合わせた乾燥温度に調整できます。
熱風乾燥とのランニングコストの比較
ランニングコストの差は主に燃料費によるものです。又、低温乾燥のため乾燥機本体の損傷も少ないです。
熱分解装置 Biogreen: https://biogreen-jp.com
会社サイト: https://kenki-corporation.jp