排水処理方法の種類について / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

■ 排水処理について

 

工場や事業所から排出される排水については、排水基準値が定められています。公共用水域(河川、湖沼等)に排出する場合は水質汚濁防止法があり、その水質汚濁法の排出基準には「有害物質に係る排水基準」と「生活環境項目に係る排水基準」があります。又、下水道に排出する場合は下水道法の適用を受けます。
これら基準を満たすためには、何らかの排水に対する処理が必要でその排水処理方法には様々な方法があります。排水処理後には濃縮、脱水工程を経て多くの水分を含んだ汚泥と呼ばれる固形物が排出されます。この汚泥は、通常、費用を掛け産廃処理業者での処理が行なわれていますが、場合によってはその処理費用は高騰し続け、最終処分場も少なくなる一方です。弊社 KENKI DRYER で汚泥を乾燥することにより、汚泥の量を減らし産廃費の削減でき、KENKI DRYER であれば短期間で乾燥機の機械代金の償却が可能です。産廃量の削減は環境への貢献とも言えます。

 

■ 排水処理方法の種類

 

1. 下記表は環境省出典の製造業のおける排水処理施設の区分です。

1)活性汚泥(浮遊式)
2)活性汚泥(接触酸化)
3)生物的脱窒
4)凝集沈殿(浮上)
5)活性炭
6)ろ過
7)オゾン処理
8)油水分離
9)その他高度処理
10)その他


この区分で最も普及しているのが活性汚泥法で次に凝集沈殿法です。凝集沈殿法は主に無機性排水処理で多く使用されているようです。
排水処理施設普及状況 環境省 KENKI DRYER 汚泥乾燥 2018.2.3

出典 :環境省 サイト

 

 

2. 国土交通省 終末処理場のしくみより
下水処理での排水処理方法は下記表に示されています。
下水処理場での排水処理は活性汚泥法が殆ど採用されており、その活性汚泥法には様々な種類があります。又、下記、浮遊生物法とは活性汚泥法の事です。

 

1)浮遊生物法
(活性汚泥法)
下水中に浮遊する程度の小さな微生物の塊(活性汚泥)を生じさせて、それにより有機物を分解する方法
2)固着生物法固体表面に生物膜を発生させ、これに下水を接触させて有機物を分解する方法

 

 浮遊生物法(活性汚泥法) 標準活性汚泥法
 循環式硝化脱窒法(窒素除去)
 嫌気無酸素好気法(窒素・リン除去)
 嫌気好気活性汚泥法(リン除去)
 酸素活性汚泥法
 オキシデーションディッチ法(OD法)
 長時間エアレーション法
 回分式活性汚泥法
 固着生物法(生物膜法) 接触酸化法
 好気性ろ床法

 

出展:国土交通省 サイト

 

下記は下水処理 終末処理場のしくみの図です。活性汚泥法(浮遊生物法)での排水処理です。排水処理で産出される固形物は濃縮、脱水工程後多くの水分を含んだ汚泥として、通常は産廃処理されますが、KENKI DRYER と 熱分解装置 Biogreen のシステムにより炭化、ガス化ができ燃料あるいは炭としての利用ができます。

終末処理場 浮遊生物法 排水処理 活性汚泥法 国土交通省 KENKI DRYER 2018.2.3
出展:国土交通省 サイト

 


■ 汚泥乾燥 / どこもできない付着物、粘着物の乾燥 国際特許技術

 

国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。

 

汚泥乾燥

セルフクリ-ニング

乾燥機構

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
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汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
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