汚泥濃縮処理について / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

■ 汚泥濃縮処理

 

排水処理施設より発生する汚泥は、最初に濃縮と言う汚泥処理の工程で汚泥の濃度を高めます。固形分濃度が1%以下のものを高くて4%まで濃度を上げます。
その濃縮の方法は、大きく重力式と機械式の2種類があり、又その機械式には大きく4種類があります。
通常、この濃縮工程の次の汚泥処理の工程としては脱水処理となります。但し、最近は濃縮工程を経ずに次の工程の脱水処理を行い汚泥の固形分濃度を上げる方法や濃縮と脱水の一体型の機械で処理する方法も採用されています。

 

汚泥濃縮処理
重力式濃縮槽、タンク内で汚泥を自然沈降で濃縮します。
機械式
遠心濃縮遠心効果により汚泥を濃縮する方法です。この機器は、外側の筒状のスクリーンと内側のスクリューコンベヤで構成されておりそれぞれが回転しています。外側のスクリーンとスクリューコンベヤが逆回転することにより汚泥を掻き取りながら出口へ運びます。
加圧浮上濃縮加圧タンクに空気を圧入し、汚泥を集めた浮上濃縮タンクへ投入します。タンク内は大気圧のため減圧され微細な泡、気泡が発生します。この泡、気泡を汚泥の粒子に付着させ浮上させます。汚泥粒子に泡が付着することにより水より軽くなり浮上します。これにより水と汚泥を分離します。
常圧浮上濃縮混合装置で、汚泥と気泡装置により発生させた気泡、泡を混合します。それを浮上槽へ運び、そこでは高分子凝集剤を添加し吸着させます。この工程により汚泥は水より軽くなり浮上します。これにより水と汚泥を分離します。
ベルト型ろ過濃縮最近、コスト低減、省エネニースのより開発された濃縮機です。汚泥に高分子凝集剤を添加し、ろ過ベルト上に供給することで濃縮を行ないます。

 

汚泥濃縮処理 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2018.3.18

 


■ 汚泥乾燥 / どこもできない付着物、粘着物の乾燥 国際特許技術

 

国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。

 

汚泥乾燥

セルフクリ-ニング

乾燥機構

 

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汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
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