熱分解ガスバーナー GASFLEX® について / 汚泥乾燥, 廃棄物乾燥
KENKI DRYER と 熱分解装置 Biogreen を組み合わせたアプリケーションに、Pyrosludge があります。これは、有機汚泥、家畜糞等の低温乾燥を行い、次に熱分解ガス化しそのガスを乾燥機の蒸気装置の燃料として利用するシステムです。
このシステムでは、先ず、KENKI DRYER で対象原料の成分をなるべく変化させずに乾燥を行います。次に熱分解装置 Biogreen で乾燥後の原料を高温で熱分解を行いガスを生成製造します。その生成されたガスを蒸気発生装置 ボイラーの燃料として利用します。そのガスをボイラーで利用する際、使用するガスバーナーは、既製品とは異なり、熱分解で生成製造した合成ガスを十二分に燃焼ができるガスバーナー GASFLEX® です。
■ 熱分解ガスバーナー GASFLEX® について |
■ 多量の合成ガス発生
GASFLEX® は、ETIA グループの COGEBIO社 の製品です。
Biogreen は乾燥後投入された原料を無酸素での加熱、熱分解を行ない原料に含まれる可燃性ガス等の合成ガスを発散させ炭素分のみを残し炭化物として排出します。Pyrosludge システムでは投入された原料をなるべく高温で熱分解することによりガスの生成割合を多くします。その多量に発生させたガスを蒸気発生装置ボイラーの燃料として使用し、乾燥機の熱源の蒸気をなるべく大量に発生させ、KENKI DRYER で 投入原料の高水率の有機汚泥、家畜糞尿等をかなりの低含水率まで乾燥させます。
■ 熱分解ガス用のバーナー
熱分解で生成した合成ガスの燃焼は、日本国内の既製品のガスバーナーでは困難です。既製品のガスバーナーでは十分な燃焼ができず蒸気を発生させることができません。
熱分解装置Biogreen のシステムは COGEBIO 製の ガスバーナー GASFLEX® を使用します。このガスバーナーは既製品の蒸気発生装置ボイラーへ取り付けることができ、既製品のボイラーのバーナーをこのGASFLEX®に交換するだけで、ボイラーは問題なく蒸気を発生させることができます。又、熱分解合成ガスと同時に天然ガス等の化石燃料ガスの供給もでき、同時に2種類の燃料供給することに、より大量の蒸気を発生させることができます。
このバーナーは既に Pyrosluge システムで使用され実績もある製品です。
■ 二重燃焼ガスバーナーGASFLEX®の特徴
1)既存のボイラーへ取り付けが可能です。
2)供給ガス温度は最高700°Cまで使用可能です。
3)熱分解合成ガスだけではなくLPG、天然ガス等の化石燃料ガスを同時に供給することができます。
■ 化石燃料の使用量を削減でき環境に貢献ができます。
本来廃棄物である原料の熱分解によるガスの使用量を増加させることにより、化石燃料ガスの使用量を減らせ環境への貢献ができます。
■ GASFLEX®を使用する理由
1)ボイラー、乾燥機、産業用の炉など様々な機器へ取り付けることができます。
2)ガスの温度は最高700°Cまで供給できます。
3)GASFLEX®は独自の特許技術を持つ製品で、ガスのほぼ完全燃焼ができ、燃焼時のCO、VOC 発生は少量です。
4)自動運転で人の配置は必要ありません。
5)化石燃料の使用量を減らせ化石燃料の市況の変動、高騰等の影響は受けません。
■ GASFLEX® 製品仕様
Gasflex - S | 10KW ~ 100KW |
Gasflex - M | 100KW ~ 1MW |
Gasflex - L | 1MW ~ 5MW |
Gasflex - XM | 5MW ~ 10MW |
■ GASFLEX® カタログ
カタログのサイト :http://www.cogebio.com/Telechargements/gasflex-burner-brochure.pd
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
熱分解装置 Biogreen 火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置 | https://biogreen-jp.com |
会社サイト もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器 | https://kenki-corporation.jp |