含水率と乾燥後重量について / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥

含水率とは、対象物に含まれる水分の比率の事です。この比率の表現方法には２通り「質量比」と「容積比」があり、一般的には「質量比」による表現をとります。そしてその「質量比」で表す場合も２通りの方法があり、それは「湿量基準」と「乾量基準」で、基準となる質量の数字を乾いた材料の数字をとるか、湿った材料を基準にとるかの違いです。
一般的には含水率の計算は湿量基準で行いますが、木材は乾量基準で行われる場合が多いです。又、湿量基準はウエットべースと呼ばれ単位表記は［ % W.B. ］です。一方、乾量基準はドライベースとも呼ばれ、単位表記は［ % D.B. ］です。

湿量基準
全体質量の中の水分の質量をあらわしたものです。
（ 水の質量 ÷ （ 水の質量 + 材料の質量 ） ） × 100

乾量基準
材料に対する水の質量を百分率であらわしたものです。
（ 水の質量 ÷ 材料の質量 ） × 100
この基準では最大値は100を大きく超えることがあります。例として、50% W.B. は、 100% D.B. となります。

対象物の含水率によって重量は異なります。その含水率が分かれば対象物の重量は計算で把握できます。あくまでもウエットベース、湿量基準での計算ですが例として下記を示します。

乾燥機 KENKI DRYER には3つの大きな特徴があります。1）乾燥投入物を選ばず、どこもできない付着物、粘着物、固着物及び液体状の原料スラリーの乾燥が確実にでき、2）乾燥後リサイクル再資源あるいは原料利用が十分可能な低温での乾燥、3）そして人を配置する必要がない無人で24時間運転ができる連続式運転方式の大きく3つです。国際特許技術で設計、製作される乾燥機 KENKI DYERは 優れた性能を持ちながら機械の構造は単純なため、壊れにくく交換部品点数は少なくメンテナンスは非常に楽で乾燥機は長持ちし長期間使用できます。汚泥乾燥では産廃費削減での機械代償却期間を約2、3年で想定しており、原料スラリー乾燥では人手が必要で乾燥で苦労される箱型棚段乾燥機の置き換えをお勧めします。又、低温での乾燥のため乾燥対象物の成分は変わらないことからお茶殻・おから・飲食残渣・家畜糞尿等含水率の高い廃棄物は乾燥後再資源化リサイクル活用、有価での販売のご検討は如何でしょうか。

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