原料の成り立ちと乾燥の過程 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, 廃棄物乾燥

水分を含んだ原料は固形、液体、気体から成り立っておりその成り立ちは原料の種類によって異なります。乾燥条件が同一であっても原料の種類によっては乾燥速度が速い、遅い、原料成分組成が壊れやすい、壊れにくい、化学変化を起こす、起こさない等の現象が出ます。乾燥方法、乾燥機の種類は乾燥させる原料そして乾燥後の条件に合わせる必要があり、又同一の乾燥の条件であっても原料によっては乾燥の進行過程は異なります。
しかし、通常乾燥の進行過程は、原料予熱期間、定率乾燥期間、減率乾燥期間の3つ期間で説明できます。場合によっては、4期間あるいは5期間の乾燥過程がある場合があります。

 


水分を含んだ原料の断面 汚泥乾燥機 kenki dryer 2020.5.18

 

 


 

乾燥の進行過程 汚泥乾燥 kenki dryer 2020.5.14

 

(Ⅰ)原料予熱期間原料が初期の状態から乾燥の条件に適応する期間です。
(Ⅱ)定率乾燥期間原料の温度は一定で原料に含まれる水分の乾燥速度が一定の期間です。この期間は原料の表面の水分が蒸発しています。
(Ⅲ)減率乾燥期間この期間は原料の表面温度が急速に上昇するとともに、原料の内部の温度も上昇します。
原料の表面が乾燥した後、次第に原料の内部の水分も蒸発されます。この期間の乾燥速度は表面の乾燥期間、定率乾燥期間と比較すると遅くなります。

 

 

 

■ KENKI DRYERの減率乾燥期間

 

KENKI DRYER は独自の特許技術の羽根が回転しながら、撹拌、粉砕を繰り返し行い乾燥物を小さくしながら蒸発乾燥させています。そのため、乾燥物の内部まで熱が伝わりやすく、上図(Ⅱ)の乾燥定率期間の乾燥速度は(Ⅲ)の定率乾燥速度の期間も変わりません。
又、羽根の表面に貼り付いた乾燥物は左右の羽根が回転しながら強制的に剥がすため常に更新され綺麗になり、羽根の熱が何ら邪魔されることなく乾燥物へ直接伝わります。

 

羽根表面の強制剥がし機構
羽根 剝ぎ落とし SHTSテクノロジー KENKI DRYER 2020.5.15

 

羽根の粉砕機構
羽根 乾燥物粉砕 SHTSテクノロジー KENKI DRYER 2020.5.15

 

 

セルフクリ-ニング

 


 

乾燥機 KENKI DRYER には3つの大きな特徴があります。1)乾燥投入物を選ばず、どこもできない付着物、粘着物、固着物及び液体状の原料スラリーの乾燥が確実にでき、2)乾燥後リサイクル再資源あるいは原料利用が十分可能な低温での乾燥、3)そして人を配置する必要がない無人で24時間運転ができる連続式運転方式の大きく3つです。国際特許技術で設計、製作される乾燥機 KENKI DYERは 優れた性能を持ちながら機械の構造は単純なため、壊れにくく交換部品点数は少なくメンテナンスは非常に楽で乾燥機は長持ちし長期間使用できます。汚泥乾燥では産廃費削減での機械代償却期間を約2、3年で想定しており、原料スラリー乾燥では人手が必要で乾燥で苦労される箱型棚段乾燥機の置き換えをお勧めします。又、低温での乾燥のため乾燥対象物の成分は変わらないことからお茶殻・おから・飲食残渣・家畜糞尿等含水率の高い廃棄物は乾燥後再資源化リサイクル活用、有価での販売のご検討は如何でしょうか。

 

製 品

国際特許

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com
会社サイト
もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器
https://kenki-corporation.jp