ボイラー効率と燃料消費量 / ヒートポンプ汚泥乾燥機, 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機
■ ボイラー効率について |
ボイラー効率とは、燃料の持つエネルギーが何%蒸気に変換されたかを示す指標です。
ボイラ―効率の算定方法は、日本産業規格 JISB8222 で定められており、入出熱式と熱損失法の2種類がありまが、このボイラー効率は製造メーカーのカタログ等に記載されています。
ボイラー効率にはエコノマイザーによる排熱回収も含まれるため概ね90%程度でしょうか。
入出熱法 |
Qs 有効出熱(ボイラーで吸収した熱量)÷ 入熱合計[ H1 使用時燃料の低発熱量(KJ/kg又はm3)+Q 燃料単位当たり燃料の燃料の発熱量以外に燃料及び空気側に加えられる熱量(KJ/kg又はm3)]× 100 % |
η1 入出熱法によるボイラー効率 =「 Qs ÷ ( H1 + Q )」× 100(%) |
熱損失法 |
1- L1【燃料単位当たりの熱損失合計(低発熱量基準)(KJ/kg又はm3)÷ 入熱合計[ H1 使用時燃料の低発熱量(KJ/kg又はm3)+ Q 燃料単位当たり燃料の燃料の発熱量以外に燃料及び空気側に加えられる熱量(KJ/kg又はm3)]× 100 % |
η2 熱損失法によるボイラー効率 =【 1 – [ L1 ÷( H1 + Q)]】× 100(%) |
■ ボイラー燃料消費量計算例 |
ボイラー燃料消費量はボイラー効率が分かれば計算できます。その計算例は下記です。
詳細はボイラー型式含め各ボイラー製造メーカーへお問い合わせください。
ボイラー燃料消費量算条件 | |
ボイラー効率 | 87% |
供給蒸気量 | 100kg/h |
供給蒸気圧力 | 0.5Mpa・G |
給水温度 | 15℃ |
使用燃料 | A重油 低位発熱量:36,700kJ/L |
給水温度の変化は考慮しないものとする。 |
計算式 |
実際蒸発量 × [( 飽和蒸気エンタルピー) ー( 給水エンタルピー )]÷ (燃料の低位発熱量 × ボイラー効率) |
100kg/h × ( 2,756kJ/kg - 15℃ × 4.186 KJ /kg℃)÷ 36,700kJ/L× 0.87=6.4Lh |
ボイラー燃料消費量:6.4L/h |
昨今、KENKI DRYER に求められる内容に二酸化炭素CO2 の削減があります。ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であれば、二酸化炭素CO2 が大量に削減ができる上、燃料費も大幅な削減が可能になるでしょう。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
■ ヒートポンプの工程 |
■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について |
蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。
■ 乾燥機構 KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
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