3相電動機の消費電力(有効電力)容量比較 / 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機, ヒートポンプ汚泥乾燥機
■ W(ワット)、Wh(ワットジ)、力率について |
ワット(英: watt, 記号: W)とは仕事率や電力、工率、放射束、をあらわすSIの単位(SI組立単位)である。
出典:Wiki ワット
キロワット時(キロワットじ)は、エネルギー、仕事、熱量、電力量の単位(物理単位)であるワット時(単位記号:Wh) の1000倍である。「k」は1000を表すSI接頭辞であるから、キロワット時の単位記号は、kWhである。
ワット時は、仕事率、電力の単位であるワット (W) と、時間の単位である時 (h) から組み立てた単位である。すなわち1ワット時とは、1ワットの仕事率で1時間続けたときの仕事、あるいは1ワットの電力を1時間消費もしくは発電したときの電力量ということになる。計量法の定義では、ジュール(J)又はワット秒の3600倍である。したがって、1キロワット時は1000 × 3600秒×1ジュール、すなわち3.6メガジュール(MJ)(又はメガワット秒)となる。
英語ではキロワットアワー (kilowatt hour) という。英国の古い表記では Board of Trade Unit (B.O.T.U.) である。
出典:Wiki キロワット時
W、kWは瞬間の電力でWh、kWhは、W、KW に時間を掛け算し、使用したあるいは発電した電力の量を表しています。
力率(りきりつ、Power factor)は、交流電力の効率に関して定義された値であり、皮相電力に対する有効電力の割合である。料金計算などの電力の管理では、パーセントで表される。
出典:Wiki 力率
3相電動機の消費電力(有効電力)の計算時に力率を使用します。
■ 3相電動機の消費電力(有効電力)の計算について |
3相電動機の消費電力(有効電力)の計算方法は2種類あります。
計算時に使用する負荷率、効率、力率はモーター製造メーカーカタログに記載されています。ご不明な点は製造メーカーへお問い合わせ下さい。
3相電動機の消費電力(有効電力)条件 | |
出力 | 3.7KW |
電圧 | 200V |
入力電流 | 11A |
負荷率 | 75% |
効率 | 84.1% |
力率 | 86.6% |
1)3相電動機の消費電力(有効電力) |
√3 × 電圧 × 入力電流 × 力率 |
√3 × 200 × 11 × 0.86 =3,277W =3.28kW |
2)3相電動機の消費電力(有効電力) |
出力 ÷ 効率 × 負荷率 |
3.7÷ 0.841 × 0.75 =3.3kW |
■ 3相電動機の使用電力(有効電力)の電気料金容量比較 例 |
下記ケースでは 5.5kw モーターの初期投資は 3.7kWより高いですが、5.5kWモーターの方が 3.7kWモーターより電気料金が安価で、機械としては、負荷率が低減され余裕ができます。
計算条件 | ||
出力 | 3.7KW | 5.5KW |
負荷率 | 75% | 50% |
効率 | 84% | 85% |
入力電流 | 11A | 11A |
モーター出力 | 電気料金 |
3.7kW | 3.7÷0.84×0.75=3.30kW × 24h / 日 × 25日 / 月× 17円 = 33,660円 / 月 +基本料金 |
5.5kW | 5.5÷0.85×0.5=3.23kW × 24h / 日 × 25日 / 月× 17円 = 32,946円 / 月 +基本料金 |
昨今、KENKI DRYER に求められる内容に二酸化炭素CO2 の削減があります。ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であれば、二酸化炭素CO2 が大量に削減ができる上、燃料費も大幅な削減が可能になるでしょう。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
■ ヒートポンプの工程 |
■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について |
蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。
■ 乾燥機構 KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
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