熱伝導率、熱伝達率、熱貫流率の違い / 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機, ヒートポンプ汚泥乾燥機
熱は自然な状態では温度の高いところから温度の低いところへ伝わります。逆に温度が低いところから温度が高いところへは伝わりません。これは熱力学第二法則です。
この熱の伝わりやすさを示す係数には、熱伝導率、熱伝達率及び熱貫流率があり、それぞれ内容は異なりますが全て単位時間あたりでの値です。
ヒートポンプは熱を低温から高温へ熱を伝えますが、これは仕事を与えることより行われており自然の現象とは異なります。
■ 熱伝導率とは |
熱伝導率(ねつでんどうりつ、英語: thermal conductivity)とは、温度の勾配により生じる伝熱のうち、熱伝導による熱の移動のしやすさを規定する物理量である。熱伝導度や熱伝導係数とも呼ばれる。記号は λ, κ, k などで表される。 国際単位系(SI)における単位はワット毎メートル毎ケルビン(W/m K)であり、SI接頭辞を用いたワット毎センチメートル毎ケルビン(W/cm K)も使われる。
出典:Wiki 熱伝導率
熱伝導率とは、1つの物質内の熱の伝わりやすさを示しており、単位はW/(m・K)です。
この W/(m・K) は、厚さ1mの板の両端に1℃の温度差で、その板の1m2を通して、1秒間に流れる熱量です。
■ 熱伝達率とは |
熱伝達率 (ねつでんたつりつ、英: Heat transfer coefficient)または熱伝達係数とは、伝熱において、壁と空気、壁と水といった2種類の物資間での熱エネルギーの伝え易さを表す値で、単位面積、単位時間、単位温度差あたりの伝熱量(すなわち単位温度差あたりの熱流束密度)である。アイザック・ニュートンが1701年に発表したニュートンの冷却法則を根拠としている。単位はW/(m2 K)、記号にはh の他、αが使われることも多い。熱伝達率は流体の速度によっても大きく異なる。
熱伝達率は、対流熱伝達、沸騰熱伝達、凝縮熱伝達など、流体と物体間の熱移動を扱うための係数である。まれに流体温度の代わりに環境温度などを用い、熱伝達率表現によって物体表面の温度上昇が小さい熱放射を近似的に扱うこともある。
出典:Wiki 熱伝達率
熱伝達率とは、固体の表面と流体の間における熱の伝わりやすさを示した値です。単位は W/(m2・K) で、分母は面積です。
伝熱面の形状や、流体の物性や流れの状態などによって変化します。一般には流体の熱伝導率の方が固体よりも大きく、流速が速いほど大きな値となります。
■ 熱貫流率とは |
熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)とは、壁体などを介した2流体間で熱移動が生じる際、その熱の伝えやすさを表す数値である。 屋根・天井・外壁・窓・玄関ドア・床・土間などの各部の熱貫流率はU値として表される。 U値の概念は一般的なものであるが、U値は様々な単位系で表される。しかしほとんどの国ではU値は以下のSI単位系で表される。熱貫流率はまた、熱通過率、総括伝熱係数などと呼ばれることもある。
出典:Wiki 熱貫流率
熱伝導率と熱伝達率の2つの値を複合させた値が熱貫流率です。例えば、固体の両側に流体があるとすると温度の高い流体から固体表面へ熱が伝わります。その熱は固体表面から内部を通過し固体裏面まで伝わり、固体裏面から流体へ伝わります。これらを総合したのが熱貫流でその熱の伝わりやすさの値が熱貫流率です。この熱貫流率は熱通過率や総括伝熱係数、U値とも呼ばれます。単位は W/(m2・K) で、分母は面積です。
熱の伝わりやすさを示す係数 | |
熱伝導率 | 1つの物質内の熱の伝わりやすさを示した値。単位:W/(m・K)。 |
熱伝達率 | 固体の表面と流体の間における熱の伝わりやすさを示した値。単位: W/(m2・K) |
熱貫流率 | 熱伝導率と熱伝達率の2つの値を複合させた値。単位:W/(m2・K) |
昨今、KENKI DRYER に求められる内容に二酸化炭素CO2 の削減があります。ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であれば、二酸化炭素CO2 が大量に削減ができる上、燃料費も大幅な削減が可能になるでしょう。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
■ ヒートポンプの工程 |
■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について |
蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。
■ 乾燥機構 KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
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