塊状の金属汚泥の低温乾燥 / テスト事例 / 汚泥乾燥機, 産廃費削減, 産廃量削減

■ 塊状の金属汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER / 汚泥乾燥機

 

KENKI DRYER での乾燥では、塊状の汚泥等の乾燥対象物は乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥ができます。塊状の乾燥対象物でも乾燥時には付着粘着性が強く乾燥機内部で目詰まりし排出されない場合がありますが、KENKI DRYER は世界特許の独自の機構で機内で詰まることはなくスムーズに乾燥することができます。又、KENKI DRYER は連続式の低温乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なく様々な用途に利活用が可能な上、1日24時間無人運転が可能です。
8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、蒸気間接乾燥機ですが、同様の他の蒸気間接乾燥とは構造が異なり全く独自の製品です。
バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用し現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。又、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。
KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。
日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持・強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のリサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。

 

 

 

 

排水処理場 イラスト 1 2023.11.21 KNEKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥機 汚泥乾燥 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥

 

 

KENKI DRYER 3 2023.11.13 kenkidryer 汚泥乾燥機 汚泥乾燥 脱水汚泥乾燥 脱水汚泥乾燥機 有機汚泥乾燥機 有機汚泥乾燥

 

 

■ 乾燥機競合比較 

 

KENKI DRYER には何種類かの競合する蒸気間接乾燥機の機種があります。KENKI DRYER と、その蒸気間接乾燥機の競合機種を比較しまとめた表が下記です。
KENKI DRYER には、国際特許技術独自のセルフクリーニング機構、熱風循環機構、投入装置そして粉砕機構がありますが、競合機種全てにはありません。

 

■ 蒸気間接乾燥機との比較

 

機種KENKI DRYER真空
乾燥機
ドラム
ドライヤー
チューブ
ドライヤー
パドル
ドライヤー
価格××
運転連続バッチ連続連続連続
水分蒸発量×
付着粘着物×
固形物×
セルフクリーニング機構×××
性能が悪い
熱風循環機構××××
投入装置××××
粉砕機構××××

 

乾燥機競合比較

 

 

排水処理場 女性 1 2023.11.21 KENKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥 汚泥乾燥機 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥機

 

 

■ チューブドライヤーについて

 

チューブドライヤーとは、円筒形の本体内に同心円状に配置されたチューブに熱媒体を通し、その熱によって原料を乾燥させる乾燥機です。

構造
大きく分けて以下の3つの部分から構成されています。
・本体
円筒形の外殻と、その内部に同心円状に配置されたチューブで構成されています。
・熱媒体供給装置
熱媒体をチューブに供給する装置です。蒸気、温水、空気など、さまざまな熱媒体が使用されます。
・制御装置
乾燥温度や乾燥時間などを制御する装置です。

原理
原理は、熱媒体の熱によって原料の水分を蒸発させるというものです。熱媒体は、チューブ内を流れる際に原料と接触し、その熱によって原料の水分を蒸発させます。蒸発した水分は、本体上部から排出されます。

用途
さまざまな産業で使用されています。主な用途としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 食品 食品の乾燥・脱水
  • 化学 薬品や化成品の乾燥
  • 工業 塗料や接着剤などの乾燥
  • 医療 医療器具や医薬品の乾燥

メリット

メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 乾燥の効率が高い 熱媒体がチューブ内を直接流れるため、熱効率が良く、乾燥時間が短縮できます。
  • 均一な乾燥が可能 チューブ内を熱媒体が循環するため、原料全体に均一に熱が伝わり、均一な乾燥が可能です。
  • 多様な熱媒体に対応可能 蒸気、温水、空気など、さまざまな熱媒体に対応できるため、用途に応じて最適な熱媒体を選択できます。

デメリット

デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 初期費用が高い 大型の装置となるため、初期費用が高額になります。
  • メンテナンスが必要 チューブの腐食や目詰まりなどのメンテナンスが必要となります。

 

 

排水処理場 イラスト 2 2023.11.21 KNEKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥機 汚泥乾燥 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥

 

 

■ チューブドライヤーについて

 

チューブドライヤーとは蒸気等を熱源とした伝熱間接乾燥機です。構造は円筒形の本体の内部に同心円状にチューブが配置されており、そのチューブに熱媒体の蒸気等が投入され、そのチューブで乾燥対象物を加熱し乾燥させます。
円筒形の本体が回転することにより本体内部に設置されたリフターが撹拌、掻き上げながら、投入された乾燥対象物は排出口に向かって送られます。
本体が回転し、本体内のリフターが乾燥対象物を撹拌、掻き上げしながら、本体内のチューブが乾燥対象物に接触することにより加熱、乾燥し排出口へ送られて行きます。

 

排水処理場 女性 2 2023.11.21 KENKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥 汚泥乾燥機 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥機

 

 

■ KENKI DRYERとの比較

 

チューブドライヤーは、この製品の構造上大量処理で使用されることが多く高価です。又、付着粘着物乾燥には不向きです。KENKI DRYER と比較すると非常に高価です。

KENKI DRYER は独自の国際特許取得済技術でどんなに付着、粘着性が強い乾燥物でも機内で目詰まりしません。
排水処理場から排出される汚泥は凝集剤が含まれています。乾燥中に塊状になり内部まで熱が伝わりにくくなりますが乾燥中に乾燥物を粉砕するため塊にならず小さくなります。乾燥物の内部まで熱が伝わり確実に均一に乾燥されます。又、KENKI DRYER は、処理物を選ばず乾燥蒸発水分量が非常に多い安価な乾燥機です。

KENKI DRYER には、国際特許技術独自のセルフクリーニング機構、熱風循環機構、投入装置そして粉砕機構がありますが、チューブドライヤーにはありません。

 

比較内容KENKI DRYERチューブドライヤー
付着、粘着物適する適しない
価格安価高価
セルフクリーニング機構ありなし
熱風循環機構ありなし
投入装置ありなし
粉砕機構ありなし

 

 

 

 

チューブドライヤー / 競合比較

 

排水処理場 イラスト 4 2023.11.21 KNEKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥機 汚泥乾燥 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥

 

 

 

KENKI DRYER 4 2023.11.13 kenkidryer 汚泥乾燥機 汚泥乾燥 脱水汚泥乾燥 脱水汚泥乾燥機 有機汚泥乾燥機 有機汚泥乾燥

 

 

 

排水処理場 女性 5 2023.11.21 KENKI DRYER kenkidryer 汚泥乾燥 汚泥乾燥機 金属汚泥乾燥 金属汚泥乾燥機

 

 

 

■塊状の金属汚泥の低温乾燥 KENKI DRYER  / テスト事例 / 汚泥乾燥機

 

 

■ 塊状の金属汚泥の低温乾燥 KENKI DRYER / テスト結果 / 汚泥乾燥機

 

  • 乾燥物:塊状の金属汚泥の乾燥
  • 乾燥の目的:産廃費の削減。産廃量の削減。短期間で機械代回収。
  • 含水率:乾燥前53.1%W.B.、乾燥後3.9%W.B.
  • 乾燥機への要請:乾燥物が付着しやすいため乾燥機内部で詰まらない。24時間無人運転。短期間で機械代回収。
  • テスト結果:問題なし。

金属汚泥乾燥前後 KENKI DRYER kenkidryer 金属汚泥乾燥機 金属汚泥乾燥 汚泥乾燥機 汚泥乾燥

 

汚泥乾燥

乾燥機競合比較

 

■ 汚泥とは

 

汚泥(おでい、淤泥)は、下水処理場の処理過程や工場の廃液処理過程などで生じる、有機質の最終生成物が凝集して出来た泥状の固体のことである。スラッジ(英語: Sludgeともいう。産業廃棄物として最終処分場に埋設処分されるだけでなく、下水汚泥については肥料やバイオマス発電の燃料として有用利用されている。

汚泥のうち活性汚泥とは、好気性菌などの微生物群によって水処理を行ったときに生じる微生物を含んだ集塊を指す。活性汚泥の一部を種として汚水に添加し、空気を吹き込んでこれらの微生物の繁殖を促し、溶存有機物などの汚染物質を、微生物を含んだ新たな活性汚泥に転換する水処理技術を活性汚泥法と呼ぶ。

出典:Wiki 汚泥

 

 

■ セルフクリーニング Steam Heated Twin Screw technology
SHTS technology)

 

乾燥装置 KENKI DRYER の国際特許技術の一つが Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology)でセルフクリーニング機構です。この機構によりどこもできないどんなに付着、粘着、固着する乾燥対象https://kenkidryer.jp/products/patents/物でも独自の構造で機械内部に詰まることなく乾燥できます。
例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。どこも乾燥ができない付着、粘着性が強い物あるいは原料スラリー等の液体状に近い状態で投入したとしてもこのテクノロジーで全く問題なく確実に乾燥ができます。このSHTSテクノロジーは約7年以上を経て完成させており国内はもとより海外でも特許を取得、出願しております。

日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。

 

セルフクリ-ニング

 

■ 乾燥機構
KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

 

乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。

乾燥機構

 

■ 熱源 飽和蒸気

 

熱源である飽和蒸気の使用量は少ないため、新規にボイラー導入せず工場内余剰蒸気を利用することにより脱炭素、燃料費削減が可能です。

KENKI DRYERの乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用で他にはない画期的な乾燥方式を取り入れ安全衛生面で優れ、安定した蒸気を熱源とするため乾燥後の乾燥物の品質は均一で安定しています。蒸気圧力は最大0.7MpaGまで使用可能で、乾燥条件により蒸気圧力の変更つまり乾燥温度の調整は簡単に行なえます。飽和蒸気は一般の工場では通常利用されており取り扱いに慣れた手軽な熱源だと言えます。バーナー、高温の熱風を利用する乾燥と比較すると、飽和蒸気はパイプ内を通し熱交換で間接乾燥させる熱源であることから、低温で燃える事はなく安全衛生面、ランニングコスト面で優れています。
飽和蒸気には特有の特徴があります。蒸気圧力の変更に伴い蒸気温度が変わるため、乾燥温度の調整が簡単に行なます。又、凝縮熱、潜熱を利用できるため温水、油等の顕熱利用と比較すると熱量が2~5倍で乾燥に最適な熱源と言えます。
飽和蒸気は乾燥後ドレンとなりますがそれは回収ができ蒸気発生装置ボイラーへの供給温水として利用すれば燃料費等のランニングコストは安価で済みます。

熱源 蒸気

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com
会社サイト
もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器
https://kenki-corporation.jp