熱効率について / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥

KENKI DRYER の熱効率は熱源が飽和蒸気のみであるため計算は容易です。

熱効率(%)=時間当たりの蒸発水分量 × 蒸発熱量 ÷ 時間当たりの消費飽和蒸気の全熱量

KENKI DRYER 熱効率計算例
乾燥物時間当たりの投入量:100kg 乾燥前含水率:80%W.B. 乾燥後含水率:20%W.B.
乾燥前乾燥物温度:20℃ 飽和蒸気圧力:0.5Mpa・G 時間当たりの消費飽和蒸気量:80kg/時間
時間当たりの蒸発水分量:75kg/時間

熱効率(%)=[75×2,454] ÷ [80×2,754】=83.5%

 

 

蒸発熱量 / 水 1kg・気圧 1atm
温度熱量
(℃) (kJ/kg)
02,502
52,511
102,520
152,466
202,454
252,443
302,431
352,419
402,407
452,395
502,383
552,371
602,359
652,349
702,334
752.322
802.309
852,296
 90 2,283
952,270 
100 2,257

 

 

蒸発熱量 状態変化 液体気体 汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2020.5.20

 

飽和蒸気表
ゲージ圧力温度比エンタルピ (kJ/kg)
(Mpa・G)(℃)顕熱潜熱全熱量
0.0011004192,2572,676
0.11205052,2022,707
0.21345612,1632,725
0.31446052,1332,738
0.41526402,1072,748
0.51596702,0852,756
0.61656972,0652,762
0.71707202,0472,768
0.81757252,0302,772

 

飽和蒸気 圧力基準 汚泥乾燥機 kenki dryer 2020.5.20

 

蒸発熱(気化熱)と凝縮熱-2 水蒸気 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, 廃棄物乾燥

 


■ 熱源 蒸気

 

KENKI DRYERの乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用で他にはない画期的な乾燥方式を取り入れ安全衛生面で優れ、安定した蒸気を熱源とするため乾燥後の乾燥物の品質は均一で安定しています。蒸気圧力は最大0.7Mpaまで使用可能で、乾燥条件により蒸気圧力の変更つまり乾燥温度の調整は簡単に行なえます。飽和蒸気は一般の工場では通常利用されており取り扱いに慣れた手軽な熱源だと言えます。バーナー、高温の熱風を利用する乾燥と比較すると、飽和蒸気はパイプ内を通し熱交換で間接乾燥させる熱源であることから、低温で燃焼する事はなく安全衛生面、ランニングコスト面で優れています。又、低温乾燥のため乾燥機本体の損傷も少なく簡単な構造で、交換部品点数は少なくメンテナンスは容易で壊れにくく長期間の使用ができます。

飽和蒸気には特有の特徴があります。蒸気圧力の変更に伴い蒸気温度が変わるため、乾燥温度の調整が簡単に行なます。又、凝縮熱、潜熱を利用できるため温水、油等の顕熱利用と比較すると熱量が2~5倍で乾燥に最適な熱源と言えます。
飽和蒸気は乾燥後ドレンとなりますがそれは回収ができ蒸気発生装置ボイラーへの供給温水として利用すれば燃料費等のランニングコストは安価で済みます。
KENKI DRYER は蒸気での低温での間接間乾燥ですが、特許取得済みの独自の機構で、どんな付着性、粘着性がある原料でも乾燥機内部で詰まることがありません。低温乾燥は高温乾燥と比較すると、低温での乾燥の場合、付着、粘着性のある乾燥対象物の乾燥は、対象物が乾燥機内部に詰まることが多いのですが、KENKI DRYER では詰まりによるトラブルは一切発生しません。
低温での乾燥は、乾燥対象物の成分の変化が少なく、乾燥後様々な用途に利用でます。例としては、燃料、土壌改良剤等です。次の処理工程での利用に乾燥後の乾燥物の物性が優れているため KENKI DRYER のアプリケーション 燃料化、発電システムでの利用に最適です。

 

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com
会社サイト
もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器
https://kenki-corporation.jp