熱交換器について / 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機, ヒートポンプ汚泥乾燥機

KENKI DRYER の熱源は飽和蒸気ですが、乾燥物を加熱乾燥するために使用している各部品は熱交換器です。それら8ケ国11件の特許取得済技術での熱交換器で乾燥対象物を乾燥しており、その熱交換器の他にはない画期的な構成により、どこもできない付着粘着物の乾燥ができると言えます。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済

 

■ 熱交換器とは

 

熱交換器(ねつこうかんき)は、保有する熱エネルギーの異なる2つの流体間で熱エネルギーを交換するために使用する機器。温度の高い物体から低い物体へ効率的に熱を移動させることで物体の加熱や冷却を行う目的で用いられる。

出典:Wiki 熱交換器

熱交換器とは二つの流体が持つ熱を入れ替える、交換するための機器です。2つの流体を伝熱面に接触させ熱を高温から低温へ移動させます。
熱交換器の使用用途としては、家庭ではエアコン、冷蔵庫、給湯器などがあり、工業用では空調機器、ボイラー等分野を問わず、加熱、冷却、冷蔵のために様々な用途に使用されています。

 

 

熱交換器 ヒートポンプ汚泥乾燥機 KENKI DRYER 2020.8.23

 

 

■ KENKI DRYER 飽和蒸気の熱交換について

 

KENKI DRYER は熱源に飽和蒸気を利用し乾燥物を乾燥しています。それは蒸気を伝熱面へ接触させ、伝熱面の接触している乾燥物、あるいは空気を加熱しています。蒸気を高温から低温へ移動させ伝熱面の接触している乾燥物、空気を加熱しています。
蒸気は気体ですが、冷たいものに当たると液体へ状態変化します。その状態変化する際、凝縮熱が発生します。凝縮熱は、蒸気の温度、圧力により異なりますが温度が持つ顕熱の約2~5倍です。蒸気での加熱は、凝縮熱と顕熱の両方の熱量が利用できます。
蒸気で加熱する場合の熱量は、顕熱のみのお湯、油と比較するとは2~5倍です。蒸気乾燥での加熱の熱効率はお湯、油と比較するとかなり優れており乾燥機の大きさもかなりコンパクトです。

 

蒸気の潜熱利用

 

 

■ 飽和蒸気の顕熱と凝縮熱の比エンタルピー

 

蒸気圧力 蒸気温度 顕熱 比エンタルピー 凝縮熱 比エンタルピー
Mpa kJ/kg kwh/kg kcal/kg kJ/kg kwh/kg kcal/kg
0.1 99.63 417.5 0.116 99.8  2258 0.627 539
0.2 120.23 504.7 0.140 120.6 2202 0.612 526
0.3 133.54 561.4 0.156 134.2 2163 0.601 517
0.4 143.62 604.7 0.168 144.5 2133 0.593 509
0.5 151.84 640.1 0.178 153 2107 0.585 503
0.6 158.84 670.4 0.186 160.2 2085 0.579 498
0.7 164.96 697.1 0.194 166.6 2065 0.574 493
1kJ=0.000278kwh 1kwh=3600kJ 1kJ=0.239kcal 1kcal=4.184kJ

 

 

熱源 蒸気

 

 

 


昨今、KENKI DRYER に求められる内容に二酸化炭素CO2 の削減があります。ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であれば、二酸化炭素CO2 が大量に削減ができる上、燃料費も大幅な削減が可能になるでしょう。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。

 

■ ヒートポンプの工程

 

ヒートポンプの工程 ヒートポンプ汚泥乾燥機 スラリー乾燥機 kenki dryer 2020.7.9

 


■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について

 

蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。

 

ランニングコスト削減 二酸化炭素排出量削減 ヒートポンプ乾燥機 汚泥乾燥機 2020.6.15

 

ヒートポンプ乾燥機

 

■ 乾燥機構
KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

 

乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

 

乾燥機構

国際特許

解 決

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com
会社サイト
もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器
https://kenki-corporation.jp