有機汚泥乾燥, アップサイクルのための乾燥が難しい高含水率有機汚泥の低温乾燥 / テスト事例 / 汚泥乾燥機, アップサイクル乾燥機
まとめ
KENKI DRYERの特徴と利点
乾燥技術と対象物
KENKI DRYERは、熱源に蒸気を利用した低温での間接乾燥機で、特に高含水率の有機汚泥、付着、粘着、固着しやすい物質の乾燥に適しています。付着粘着性が強い高含水率の排水処理場から排出される汚泥の他、原料スラリー、有機廃棄物、飲料粕等を乾燥することができ、乾燥後も成分変化が少なく、アップサイクルやリサイクルとして利活用が可能です。
乾燥機構とメリット
KENKI DRYERには、世界特許の独自の機構が存在し、乾燥機内部での目詰まりを防ぎ、連続式の低温乾燥を実現します。乾燥機本体内の特殊な羽根付の2軸が回転し、乾燥、攪拌、搬送を行います。軸には蒸気が投入され、軸及び羽根は常に加熱されています。
4つの乾燥機構(供給乾燥、攪拌乾燥、循環乾燥、間接乾燥)が同時に作用し、乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され、乾燥後の製品の品質が一定です。
高品質な乾燥と環境への配慮
低温蒸気による乾燥により、乾燥対象物の成分変化が最小限に抑えられ、均一な乾燥が実現します。乾燥後は堆肥、土壌改良剤、燃料等としてアップサイクルやリサイクルが可能です。
蒸気を熱源とし、電気式、あるいは水素燃料ボイラーを使用することにより乾燥プロセスでは一切、二酸化炭素は排出されず環境保護と脱炭素に貢献します。また、蒸気消費量が少ないため、余り蒸気を利用することで、新規にボイラーを導入する必要がなく、燃料費の削減も可能です。
付着粘着性の強い汚泥の乾燥
付着粘着性が強く乾燥が難しい高含水率の有機汚泥でも、KENKI DRYERは乾燥機内に目詰まりすることなくスムーズに乾燥することができます。塊状の汚泥も乾燥機内で粉砕され、内部まで乾燥されます。
運用とメンテナンス
連続式での乾燥装置であり、乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではなく、24時間無人運転が可能です。運転開始後のトラブルは皆無で、メンテナンスも容易です。乾燥機の羽根の回転数は非常にゆっくり(5RPM以下)なため、部品の消耗が少なく、ランニングコストが安価です。
資源の有効活用と社会への貢献
汚泥を乾燥することで重量を減らし、廃棄物産廃量の削減を行うことができ、産廃費の削減とトラック運搬台数の削減により、環境保護と脱炭素に貢献します。さらに、汚泥中の鉱物を再利用・リサイクルすることで、国際競争力の維持と環境保護にも寄与します。
乾燥後の有機汚泥を木材の代わりに燃料として、またはバイオ炭やバイオコークスとしての利活用も注目されています。これらは鉄鋼、鋳物業界でのコークスの代替として利用されることが期待されています。
特許と認証
KENKI DRYERは、日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダの8ヶ国で11件の特許を取得しています。
排水処理場から排出される汚泥を低温で乾燥することにより、乾燥後成分変化が少なく堆肥、土壌改良剤、燃料等アップサイクルとして利活用が可能です。KENKI DRYER は熱源に蒸気利用の低温での間接乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なくアップサイクル、リサイクル品として十分に利活用が可能です。
また、汚泥を乾燥することにより重量を減らし、廃棄物産廃量の削減を行うことは、昨今の2024年トラック問題等により値上がりしている産廃費の削減、そして、トラック運搬台数削減によりニ酸化炭素の削減もでき、環境保護、脱炭素に貢献することができます。
付着粘着性が強く乾燥が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズに乾燥ができます。例えば、排水処理場から排出される付着粘着性の強い有機汚泥は乾燥が難しいものです。汚泥の乾燥は、乾燥機の種類によっては乾燥時に乾燥機の機内で目詰まりし排出されない場合があります。KENKI DRYER は世界特許の独自の機構でどんな付着性、粘着性が強い高含水率の有機汚泥であっても乾燥機内に目詰まりすることなくスムーズに乾燥することが出来ます。
脱水後の汚泥の乾燥対象物には、有機系、無機系に係わらず塊状の物も多く見受けられます。KENKI DRYER の乾燥では、塊状の汚泥等の乾燥対象物は乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。塊状の乾燥対象物でも乾燥時には付着粘着性が強く乾燥機内部で目詰まりし排出されない場合がありますが、KENKI DRYER は世界特許の独自の機構で機内で詰まることはなくスムーズに乾燥することができます。
又、排水処理場から排出される汚泥は、排水処理時に使用される凝集剤の影響で乾燥処理中に塊状になりやすい傾向があります。乾燥対象物が塊状になると、乾燥物内部まで熱が十分に行き渡らず内部まで加熱されないため表面のみが乾燥し内部まで加熱乾燥されていません。KENKI DRYER の乾燥では、乾燥対象物が塊状になったとしても乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。
8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。あるいは、電気式、水素燃料ボイラーを設置することにより乾燥時に一切地球温暖化ガス、二酸化炭素CO2の発生はありません。
又、運転開始後のトラブルは皆無で、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。
日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持、強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のアップサイクル、リサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。
現在、日本国内で木材が不足しています。乾燥後の有機汚泥を木材の代わりに燃料としての利用する、あるいは、乾燥後の有機汚泥を炭化することによりバイオ炭やバイオコークスとしての利活用が非常に注目を浴びています。例えば、バイオコークスであれば鉄鋼、鋳物業界でのコークスの代替として還元剤や脱酸材としての利用です。 バイオ炭、バイオコークスとは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことです。炭化については、化石燃料を使用せず装置からは地球温暖化ガスCO2が発生しない、弊社取り扱いの熱分解装置 Biogreenで対応ができますので、是非ご相談ください。
ご不明な点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。貴社のニーズに合わせた最適な乾燥機のご提案をさせて頂きます。
弊社の乾燥機「KENKI DRYER」は、8ヶ国で11件の特許を取得し、他ができない付着粘着物の乾燥が得意で、導入後のトラブルが皆無、メンテナンスが容易、ランニングコスト安価です。ご導入頂いた企業様には、乾燥ムラなく、人手を要しない生産性向上、高い性能と耐久性でご好評を頂いております。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、飲料粕乾燥機及び廃棄物アップサイクル、リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済。
KENKI DRYERは、付着粘着性が強く、乾燥が難しい高含水率の有機汚泥や有機廃棄物を効率的に乾燥できる能力を持っています。特に、排水処理場から排出される脱水汚泥や塊状の汚泥など、従来の乾燥機では処理が難しかった対象物も、KENKI DRYERの独自の機構によりスムーズに乾燥できます。乾燥機内部で乾燥対象物を粉砕し、表面積を増やすことで、内部まで均一に乾燥が可能です。また、目詰まりを起こさない構造が特徴で、安定した連続運転が実現します。
KENKI DRYERは低温間接乾燥方式を採用しており、乾燥後も乾燥対象物の成分変化が少なく、堆肥、土壌改良剤、燃料などとしてアップサイクルやリサイクルが可能です。蒸気を熱源とし、電気式や水素燃料ボイラーを使用することで、乾燥時には二酸化炭素が排出されず、脱炭素乾燥が実現します。これにより、環境負荷を大幅に軽減し、脱炭素社会の実現に貢献します。
経済性も大きなメリットです。KENKI DRYERは乾燥熱効率が非常に良く、熱源の蒸気使用量が少なくて済み、既存の蒸気設備や余剰蒸気を活用することでランニングコストを削減できます。また、乾燥機の羽根の回転数が非常にゆっくり回転するため、部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価です。24時間無人運転が可能で、運転管理やメンテナンスが容易です。
KENKI DRYERは多様な用途に対応できる点も強みです。乾燥後の対象物は、肥料、飼料、燃料、土壌改良材など、様々な用途に利用できます。また、貴金属、レアメタル汚泥を乾燥し、鉱物資源を再利用することも可能で、環境保護と資源確保に貢献します。
これらの特徴と利点から、KENKI DRYERは有機汚泥乾燥の最適解として広く評価されています。
高い乾燥能力と独自の技術
KENKI DRYERは、付着性や粘着性が強く、乾燥が難しい高含水率の有機汚泥や有機廃棄物を効率的に乾燥できる能力を持っています。世界特許を取得した独自の機構により、乾燥機内部で目詰まりを起こすことなく、塊状の汚泥を粉砕・小さくし、内部まで均一に乾燥させることができます。
低温乾燥と成分変化の抑制
KENKI DRYERは蒸気を熱源とした低温間接乾燥方式を採用しており、乾燥対象物の成分変化を最小限に抑えることができます。乾燥後の対象物を肥料、土壌改良剤、燃料などとしてアップサイクルやリサイクルすることが可能です。
環境への貢献と経済性
KENKI DRYERは低温乾燥と蒸気間接方式を用いており、乾燥機よりはCO2を排出しません。さらに、電気式ボイラーとの組み合わせにより、化石燃料の使用をゼロにし、完全な脱炭素化も可能です。ランニングコストも低く、メンテナンスが楽で安価です。
多様な用途への対応
KENKI DRYERは、汚泥、スラリー、飲料粕、有機廃棄物など、様々な種類の高含水率有機廃棄物を乾燥することができます。乾燥後の物質は、肥料、飼料、燃料、土壌改良材など、多様な用途に利用できます。
連続運転とメンテナンスの簡易性
KENKI DRYERは自動運転システムを備えており、24時間365日連続運転が可能です。人件費を削減しながら、安定した運転を実現します。また、部品の消耗が少なく、メンテナンスコストも抑えられ、長期的な使用が十分に可能です。
廃棄物処理費用の削減
乾燥処理により、廃棄物の重量を減らすことができ、廃棄物処理費用も削減できます。特に、汚泥の減量化により、産廃費を大幅に削減することができます。
これらの特徴と利点から、KENKI DRYERは有機汚泥乾燥の最適解として広く評価されています。
KENKI DRYERは世界特許の技術を持ち、付着性や粘着性が非常に強い高含水率の有機廃棄物でも、乾燥機内で目詰まりを起こすことなくスムーズに乾燥できる能力を持っています。乾燥機内部での粉砕や、複数の乾燥機構(粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥、間接乾燥)を同時に利用することで実現されており、乾燥対象物の内部まで熱が均一に伝わります。
KENKI DRYERは蒸気を熱源とした低温での間接乾燥のため、有機物の成分変化を少なく抑えながら乾燥を行うことができます。これにより、乾燥後の製品を堆肥、土壌改良剤、燃料などへのアップサイクルとして有効に利用することが可能です。
KENKI DRYERは省エネルギーと脱炭素にも寄与します。熱源としての蒸気使用量が少ないため、燃料費を抑え、余剰蒸気を利用することで新たな蒸気発生の必要がなく、さらに電気式や水素燃料ボイラーを使用することで全くCO2排出がない脱炭素乾燥が可能です。
乾燥機の構造が簡単で、部品の消耗が少ないため、メンテナンスが容易でコストも抑えられます。連続式の乾燥方式により、24時間無人運転が可能で、運転管理が楽であり、生産性の向上にもつながります。
これらの特徴により、KENKI DRYERは多様な有機廃棄物の効率的な乾燥とアップサイクルの実現に最適な乾燥機とされており、環境保護と持続可能な社会への貢献も強く評価されています。
■ セルフクリーニング Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology) |
乾燥装置 KENKI DRYER の国際特許技術の一つが Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology)でセルフクリーニング機構です。この機構によりどこもできないどんなに付着、粘着、固着する乾燥対象https://kenkidryer.jp/products/patents/物でも独自の構造で機械内部に詰まることなく乾燥できます。 例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。どこも乾燥ができない付着、粘着性が強い物あるいは原料スラリー等の液体状に近い状態で投入したとしてもこのテクノロジーで全く問題なく確実に乾燥ができます。このSHTSテクノロジーは約7年以上を経て完成させており国内はもとより海外でも特許を取得、出願しております。 日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。
■ 乾燥機構 KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。 熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。
■ 熱源 飽和蒸気 |
熱源である飽和蒸気の使用量は少ないため、新規にボイラー導入せず工場内余剰蒸気を利用することにより脱炭素、燃料費削減が可能です。 KENKI DRYERの乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用で他にはない画期的な乾燥方式を取り入れ安全衛生面で優れ、安定した蒸気を熱源とするため乾燥後の乾燥物の品質は均一で安定しています。蒸気圧力は最大0.7MpaGまで使用可能で、乾燥条件により蒸気圧力の変更つまり乾燥温度の調整は簡単に行なえます。飽和蒸気は一般の工場では通常利用されており取り扱いに慣れた手軽な熱源だと言えます。バーナー、高温の熱風を利用する乾燥と比較すると、飽和蒸気はパイプ内を通し熱交換で間接乾燥させる熱源であることから、低温で燃える事はなく安全衛生面、ランニングコスト面で優れています。 飽和蒸気には特有の特徴があります。蒸気圧力の変更に伴い蒸気温度が変わるため、乾燥温度の調整が簡単に行なます。又、凝縮熱、潜熱を利用できるため温水、油等の顕熱利用と比較すると熱量が2~5倍で乾燥に最適な熱源と言えます。 飽和蒸気は乾燥後ドレンとなりますがそれは回収ができ蒸気発生装置ボイラーへの供給温水として利用すれば燃料費等のランニングコストは安価で済みます。
汚泥(おでい、淤泥)は、下水処理場の処理過程や工場の廃液処理過程などで生じる、有機質の最終生成物が凝集して出来た泥状の固体のことである。スラッジ(英語: Sludge)ともいう。産業廃棄物として最終処分場に埋設処分されるだけでなく、下水汚泥については肥料やバイオマス発電の燃料として有用利用されている。 汚泥のうち活性汚泥とは、好気性菌などの微生物群によって水処理を行ったときに生じる微生物を含んだ集塊を指す。活性汚泥の一部を種として汚水に添加し、空気を吹き込んでこれらの微生物の繁殖を促し、溶存有機物などの汚染物質を、微生物を含んだ新たな活性汚泥に転換する水処理技術を活性汚泥法と呼ぶ。
出典:Wiki 汚泥
有機汚泥とは、有機物を多く含む汚泥のことを指します。この汚泥は、主に産業廃水や生活排水、食品加工施設から発生し、微生物や植物性・動物性の有機物が含まれているのが特徴です。これらの有機物は分解可能なため、適切な処理を行うことで肥料やエネルギー資源としての再利用が可能です。一方で、放置すると腐敗して悪臭を放ち、環境汚染の原因となるため、迅速かつ適切な処理が求められます。
脱水汚泥とは、汚泥の含水率を下げるために脱水処理を施したものを指します。この汚泥は、下水処理施設や産業廃水処理施設などで発生し、含まれる水分を機械的または物理的に取り除くことで、体積を減少させ、運搬や処理の効率を向上させることが目的です。脱水後の汚泥は、焼却、埋め立て、あるいはリサイクル資源として利用される場合がありますが、処理後の性状や成分に応じた適切な管理が必要です。
活性汚泥とは、下水処理や産業廃水処理において使用される微生物を含む汚泥のことです。この汚泥は、水中の有機物や汚染物質を分解する働きを持つ微生物が豊富に含まれており、処理施設内の曝気槽で酸素を供給しながら利用されます。活性汚泥は、汚染物質を吸収・分解することで水質を浄化し、処理後に沈殿させて分離することができます。循環利用が可能で、持続的な水処理プロセスの一環として重要な役割を果たします。
有機汚泥と無機汚泥の違いは、主に含まれる成分の種類と発生源にあります。有機汚泥は、有機物を多く含む汚泥で、主に生活排水や食品加工廃水、下水処理施設から発生します。これには微生物や動植物由来の有機物が含まれており、分解可能なため、肥料やエネルギー資源として再利用されることがあります。一方、無機汚泥は、無機物を主成分とする汚泥で、鉱山、金属加工、工業廃水などから発生します。これには金属酸化物やシリカ、石灰などが含まれており、再利用が難しい場合は埋め立て処分されることもあります。このように、有機汚泥は生物由来で分解可能である一方、無機汚泥は主に鉱物由来で安定的な性質を持つ点が特徴的です。
汚泥を乾燥させる理由は、以下のような利点や目的があるためです。第一に、汚泥の含水率を下げることで体積を大幅に減少させ、運搬や保管のコストを削減できます。第二に、乾燥汚泥は腐敗しにくくなり、悪臭や衛生上の問題を軽減します。第三に、乾燥した汚泥は燃料や肥料、資源としての再利用が可能になり、廃棄物の有効活用につながります。また、焼却処理を行う場合、乾燥することで燃焼効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができます。このように、汚泥の乾燥は環境負荷の低減と資源循環の促進において重要な役割を果たします。
汚泥の乾燥が難しい理由は、いくつかの技術的および物理的な特性によるものです。第一に、汚泥は多量の水分を含み、その水分は表面水だけでなく、内部に結合水として存在しているため、完全に乾燥させるには多くのエネルギーが必要です。第二に、汚泥には有機物が多く含まれる場合があり、これが乾燥中に分解して臭気やガスを発生させる可能性があります。第三に、汚泥の粘性や粘着性の高い性質が乾燥装置の効率を低下させ、装置内での詰まりや不均一な乾燥を引き起こすことがあります。さらに、汚泥の成分や特性は発生源によって異なるため、乾燥プロセスを設計する際には個別対応が必要となり、コストや技術的な課題が増大します。これらの理由から、汚泥の乾燥は多くの困難を伴う作業となっています。
■ アップサイクルとは |
アップサイクルとは、不要になったものや廃棄物を素材として再利用し、新たな価値や用途を持つ製品に生まれ変わらせることを指します。これは、従来のリサイクル(再資源化)とは異なり、元の価値を超える付加価値を創出することを目的としています。例えば、古い家具をデザイン性の高いインテリアに改造したり、廃材を利用してアート作品を制作するなどが挙げられます。アップサイクルは、資源の有効活用と廃棄物削減を同時に実現する持続可能な取り組みとして注目されています。
■ アップサイクル乾燥とは |
アップサイクル乾燥とは、廃棄物や副産物となる素材を乾燥させることで新たな価値を付与し、再利用や再資源化を可能にするプロセスを指します。この方法では、素材の水分を取り除き、形状や性質を安定させることで、例えば肥料、飼料、燃料、または工業材料として活用することができます。アップサイクル乾燥の目的は、廃棄物の量を削減し、環境負荷を低減すると同時に、廃棄物を有用な資源として経済的価値を持たせることにあります。このような乾燥プロセスは、持続可能な資源利用と循環型経済の実現に貢献します。
堆肥(たいひ)とは、易分解性有機物が微生物によって完全に分解された肥料あるいは土壌改良剤のこと。有機資材(有機肥料)と同義で用いられる場合もあるが、有機資材は易分解性有機物が未分解の有機物残渣も含むのに対し、堆肥は易分解性有機物が完全に分解したものを指す。
英語ではコンポスト (compost) と呼び、本項でも堆肥とコンポストを同義として扱う。なお、生ごみ堆肥化容器の生成物である堆肥(コンポスト)が転じて、生ごみ堆肥化容器をコンポストと呼ぶ場合がある。
出典:Wiki 堆肥
肥料(ひりょう、肥糧)とは、植物を生育させるための栄養分として人間が施すものである。土壌から栄養を吸って生育した植物を持ち去って利用する農業は、植物の生育に伴い土壌から減少する窒素やリンなどを補給しなければ持続困難である。そこで、減少分を補給するために用いるのが肥料であり、特に窒素・リン酸・カリウムは肥料の三要素と呼ばれる。
出典:Wiki 肥料
肥料の三要素(ひりょうのさんようそ、英: three main macronutrients)とは、植物栄養素としての窒素、リン酸、カリウムのことである。これらは、植物がその成長のために多量に要求し、かつ、植物体を大きく生育させるため、農業上特に肥料として多く与えることが望ましい。
窒素
窒素は、主に植物を大きく成長させる作用があり、特に葉や茎を大きくすることから葉肥(はごえ)とも呼ばれる。根から吸収される必須栄養素の中で、最も多量に要求される。植物が利用できる窒素の土壌中含量が、植物の生産性を決める主要な因子であるとされる。植物の原形質の乾燥重量の40 – 50%は、窒素化合物である。植物の中でも、葉や茎を食用とする葉菜類は、特に窒素を多量に必要とする。
リン酸
リン酸は主に開花結実に影響し、花肥(はなごえ)または実肥(みごえ)と呼ばれる。このため、果実を食用とする果菜類の栽培では、特に重要視される。
カリウム
カリウムは、根の発育と細胞内の浸透圧調節に必須であるため根肥(ねごえ)といわれ、根菜類では他の植物以上に必要である[15]。また、葉や生長点においても重要である。主に肥料として利用されるものは、硫酸カリウム(硫酸カリ)と塩化カリウム(塩化カリ)由来のもので、カリ岩塩として採掘されたものを精製したものが利用される。
出典:Wiki 肥料の三大要素
有機汚泥のバイオ炭は、排水処理場で発生する有機汚泥を高温で炭化させるプロセスによって生成される環境に優しい炭化物です。従来、これらの汚泥は焼却や埋め立て処分されていたが、バイオ炭製造技術により、これらを有効に利用する方法が開発されました。
有機汚泥のバイオ炭は、低酸素環境で高温(通常350~700°C)で熱分解(ピロリシス)されることで生成されます。このプロセスにより、多孔質で安定した構造を持つバイオ炭が得られます。バイオ炭の多孔質構造は、水分や栄養素の保持、土壌改良、炭素貯留、以及重金属や有機汚染物質の吸着などに効果的です。
バイオ炭は、土壌の物理性を改善することで、土壌の空隙率を高め、通気性や保水性を向上させます。また、カリウムやカルシウムなどの養分を吸着し、植物への供給を安定化させ、土壌中の微生物の活動を活発化させる効果もあります。さらに、土壌中の重金属や有機汚染物質を吸着し、植物への吸収を抑制することができます。
環境保護においても、バイオ炭は重要な役割を果たします。バイオ炭の製造過程では、メタンなどの温室効果ガスが発生することがなく、炭素を長期間土壌に固定することができるため、気候変動対策としても有効です。また、難分解性の有機汚染物質 PFAS(パーフルオロアルキル物質)を吸着し、それを熱分解処理することも可能で、環境汚染の削減に貢献します。
また、バイオ炭は再生可能エネルギー源や化石燃料の代替燃料としても利用可能で、燃焼時に二酸化炭素の排出量が少なく、エネルギー密度も高い特性を持っています。こうした特性から、有機汚泥のバイオ炭は、廃棄物の削減と脱炭素化の両方に貢献する価値ある資源として注目されています。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
熱分解装置 Biogreen 火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置 | https://biogreen-jp.com |
会社サイト もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器 | https://kenki-corporation.jp |