無機汚泥乾燥, 乾燥が難しい塊状の無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER / 汚泥乾燥機, 産廃費削減, 産廃量削減
塊状の無機汚泥の廃棄物削減に最適なKENKI DRYER低温乾燥技術
KENKI DRYERの革新的技術
KENKI DRYERは世界特許の独自機構を持つ蒸気間接乾燥機です。従来の乾燥機では対応が難しかった塊状の無機汚泥も、機内で適度に粉砕しながら効率的に乾燥処理できます。特に凝集剤の影響で塊状になりやすい排水処理場の汚泥も、内部まで均一に乾燥させることが可能です。
塊状の無機汚泥乾燥の課題と解決方法
通常、塊状の汚泥は表面のみが乾燥し、内部まで熱が行き渡らないという問題があります。また、乾燥過程で付着性が強まり、機内で目詰まりを起こす場合が多く見られます。KENKI DRYERは独自の機構により:
- 塊の粉砕処理: 乾燥機内で塊状物を適度に粉砕し表面積を増加
- 内部までの均一乾燥: 小さくなった物質は内部まで十分に乾燥可能
- 目詰まり防止: 特許技術により付着性・粘着性の強い物質でも目詰まりせず連続処理
KENKI DRYERと従来型乾燥機の比較
以下の表は、KENKI DRYERと従来型乾燥機の主要性能を比較したものです:
比較項目 | KENKI DRYER | 従来型直火乾燥機 | 一般的蒸気間接乾燥機 |
---|---|---|---|
塊状物の処理 | 機内粉砕で内部乾燥可能 | 表面のみ乾燥 | 内部乾燥が不十分 |
粘着性物質の対応 | 特許技術で目詰まりなし | 頻繁な目詰まり | 対応に限界あり |
環境性能 | CO2排出なし(蒸気利用) | 直火による高CO2排出 | 中程度のCO2排出 |
処理温度 | 低温乾燥で成分変化少 | 高温により成分変化大 | 中程度の成分変化 |
ランニングコスト | 低コスト(余剰蒸気利用可) | 高燃料費用 | 中程度のコスト |
メンテナンス | 低頻度・容易 | 高頻度・複雑 | 中程度 |
運転管理 | 24時間無人運転可能 | 有人管理が必要 | 部分的な無人運転 |
資源回収効率 | 成分変化少なく回収効率高 | 熱による成分変化で効率低下 | 中程度の回収効率 |
よくある質問(Q&A)
Q1. 塊状の無機汚泥をKENKI DRYERで乾燥するメリットは何ですか?
A1. KENKI DRYERには以下のメリットがあります:
- 乾燥機内で塊を適度に粉砕することで内部まで均一に乾燥
- 特許技術により付着性・粘着性の強い汚泥でも目詰まりせず連続処理
- 低温乾燥により汚泥に含まれる有用鉱物資源の性質を保持
- 重量減少による産業廃棄物処理費の大幅削減
- トラック輸送回数の削減によるCO2排出量の低減
- 24時間無人運転による人件費削減
Q2. 乾燥後の無機汚泥はどのように活用できますか?
A2. 乾燥後の無機汚泥は以下のように活用できます:
- 貴金属やレアメタルなどの鉱物資源の回収・再利用
- リンなどの重要資源の回収(国家プロジェクトとして推進)
- 建設資材や土木資材としての再利用
- セメント原料としての活用
- 焼成処理による機能性材料への転換
KENKI DRYERの低温乾燥により、これらの資源の特性が保持されるため、効率的な回収・再利用が可能です。
Q3. KENKI DRYERの環境面でのメリットは何ですか?
A3. KENKI DRYERには以下の環境面でのメリットがあります:
- 蒸気間接加熱方式により乾燥時のCO2排出がない(脱炭素乾燥)
- 電気式・水素燃料ボイラーとの組み合わせでゼロエミッション実現
- 汚泥重量の削減によるトラック輸送回数の減少による産廃費とCO2削減
- 鉱物資源のリサイクルによる採掘・輸入依存の低減
- 資源循環による環境負荷の軽減
Q4.日本における鉱物資源リサイクルの重要性とKENKI DRYERの関連性を教えてください。
A4. 日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に依存しています。特に貴金属やレアメタルは国際競争力の維持・強化に必須の資源です。また、リンなどの重要資源も中国などからの輸入に頼っています。
KENKI DRYERは、排水処理場の汚泥から、これらの鉱物資源を効率的に回収するための前処理として最適です。低温乾燥により鉱物の特性を変化させることなく、かつ取り扱いやすい状態に加工することで、資源回収の効率を高めます。下水汚泥からのリン回収は国家プロジェクトとしても推進されており、KENKI DRYERはこうした取り組みに貢献しています。
Q5: KENKI DRYERの運転コストやメンテナンスについて教えてください。
A5. KENKI DRYERは以下の理由から運転コストが低く、メンテナンスが容易です:
- 既存の蒸気設備や余剰蒸気を利用可能で燃料コスト削減
- 乾燥熱効率が高く蒸気使用量が少ない
- 回転速度が5RPM以下と低速のため部品消耗が少ない
- 導入後のトラブルが少なく安定した連続運転が可能
- 24時間無人運転が可能で人件費削減
- 連続式のため、バッチ式のように都度の仕込み・排出作業が不要
環境保全と資源循環への貢献
KENKI DRYERによる無機汚泥の乾燥処理は、単なる廃棄物処理を超えた価値を提供します。日本が輸入に頼る貴金属やレアメタル、リンなどの重要資源を効率的に回収・再利用することで、資源セキュリティにも貢献します。特に2024年のトラック問題による産業廃棄物処理費の高騰を背景に、汚泥の減量化は経済的にも環境的にも大きなメリットをもたらします。
まとめ
KENKI DRYERは、8カ国11件の特許取得済みの独自技術により、従来の乾燥機では対応できなかった塊状無機汚泥の乾燥課題を解決する革新的な乾燥装置です。付着性・粘着性の強い汚泥の処理から、環境負荷の低減、運転管理の簡素化、資源循環の促進まで、多角的な価値を提供します。
特に日本のような資源輸入国において、排水処理場から発生する無機汚泥に含まれる有用鉱物の回収・再利用は、資源戦略上も重要な課題です。KENKI DRYERの低温乾燥技術は、この課題解決に大きく貢献します。
無機汚泥処理の課題解決に向けて、ぜひKENKI DRYERの導入をご検討ください。御社のニーズに合わせた最適な乾燥システムをご提案いたします。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダの8カ国で11件の特許を取得したKENKI DRYERは、高含水率汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、廃棄物リサイクル乾燥機として、環境と経済の両立を目指す企業にとって最適な選択肢です。

KENKI DRYER による塊状の乾燥が難しい無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥
脱水後の汚泥の乾燥対象物には、無機系、有機系に係わらず塊状の物も多く見受けられます。KENKI DRYER の乾燥では、塊状の汚泥等の乾燥対象物は乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。塊状の乾燥対象物でも乾燥時には付着粘着性が強く乾燥機内部で目詰まりし排出されない場合がありますが、KENKI DRYER は世界特許の独自の機構で機内で詰まることはなくスムーズに乾燥することができます。
又、排水処理場から排出される汚泥は、排水処理時に使用される凝集剤の影響で乾燥処理中に塊状になりやすい傾向があります。乾燥対象物が塊状になると、乾燥物内部まで熱が十分に行き渡らず内部まで加熱されないため表面のみが乾燥し内部まで加熱乾燥されていません。KENKI DRYER の乾燥では、乾燥対象物が塊状になったとしてもは乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。
付着粘着性が強く乾燥が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズに乾燥ができます。例えば、付着粘着性の強い排水処理場から排出される脱水汚泥は乾燥が難しいものです。汚泥の乾燥は、乾燥機の種類によっては乾燥時に乾燥機の機内で目詰まりし排出されない場合があります。KENKI DRYER は世界特許の独自の機構でどんな付着性、粘着性が強い高含水率の脱水汚泥であっても乾燥機内に目詰まりすることなくスムーズに乾燥することが出来ます。
汚泥を乾燥することにより重量を減らし、廃棄物産廃量の削減を行うことは、昨今の2024年トラック問題等により値上がりしている産廃費の削減、そして、トラック運搬台数削減によりニ酸化炭素の削減もでき、環境保護、脱炭素に貢献することができます。
日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持・強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のアップサイクル、リサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。
排水処理場から排出される汚泥を低温乾燥することにより、乾燥後成分変化が少なくリサイクル、アップサイクルとして利活用が可能です。KENKI DRYER は熱源に蒸気を利用した低温での間接乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なくリサイクル、アップサイクル品として十分に利活用が可能です。
8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、蒸気間接乾燥機ですが、同様の他の蒸気間接乾燥とは構造が異なり全く独自の製品です。バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。あるいは、電気式、水素燃料のボイラーを設置することにより乾燥時に一切地球温暖化ガス、二酸化炭素CO2の発生はありません。
又、運転開始後のトラブルは皆無で、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。
ご不明な点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。貴社のニーズに合わせた最適な乾燥機のご提案をさせていただきます。
弊社の乾燥機「KENKI DRYER」は、8ヶ国で11件の特許を取得し、他ができない付着粘着物の乾燥が得意で、導入後のトラブルが皆無、メンテナンスが容易、ランニングコスト安価です。ご導入頂いた企業様には、乾燥ムラなく、人手を必要としない生産性向上、高い性能と耐久性でご好評を頂いております。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、飲料粕乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済。


無機汚泥乾燥にKENKI DRYERが選ばれる理由
はじめに
排水処理場から排出される無機汚泥の効率的な乾燥処理は、環境保全と資源循環において重要な課題です。本記事では、世界8カ国で11件の特許を取得した革新的な乾燥システム「KENKI DRYER」が無機汚泥乾燥において選ばれる理由を詳しく解説します。塊状物の処理能力から環境性能、コスト削減まで、KENKI DRYERの優位性を多角的に分析します。
KENKI DRYERの革新的技術
KENKI DRYERは世界特許の独自機構を持つ蒸気間接乾燥機です。従来の乾燥機では処理が困難だった塊状の無機汚泥も、乾燥機内で適度に粉砕しながら内部まで均一に乾燥できます。特に凝集剤の影響で塊状になりやすい排水処理場の汚泥処理に最適です。
無機汚泥乾燥の課題とKENKI DRYERの解決方法
無機汚泥の乾燥処理には以下の課題があります:
- 塊状化による内部乾燥不足: 排水処理時の凝集剤の影響で汚泥が塊状化し、表面のみが乾燥して内部が未乾燥になる問題
- 付着・粘着性による目詰まり: 乾燥過程で粘着性が増し、乾燥機内で目詰まりを起こす問題
- 有用鉱物の性質変化: 高温乾燥による汚泥中の有用鉱物資源の性質変化
KENKI DRYERはこれらの課題に対して:
- 機内粉砕機能: 乾燥機内で塊状物を適度に粉砕し表面積を増加させることで内部まで均一に乾燥
- 特許取得の防詰まり機構: 粘着性が強くなっても目詰まりせず連続処理が可能
- 低温間接乾燥: 蒸気による低温乾燥で汚泥中の有用鉱物の性質を保持
KENKI DRYERと従来型乾燥機の比較
以下の表は、KENKI DRYERと従来型乾燥機の主要性能を比較したものです:
比較項目 | KENKI DRYER | 従来型直火乾燥機 | 一般的蒸気間接乾燥機 |
---|---|---|---|
塊状物の処理 | 機内粉砕で内部乾燥可能 | 表面のみ乾燥 | 内部乾燥が不十分 |
粘着性物質の対応 | 特許技術で目詰まりなし | 頻繁な目詰まり | 対応に限界あり |
環境性能 | CO2排出なし(蒸気利用) | 直火による高CO2排出 | 中程度のCO2排出 |
処理温度 | 低温乾燥で成分変化少 | 高温により成分変化大 | 中程度の成分変化 |
熱効率 | 高効率(蒸気使用量少) | 低効率(熱損失大) | 中程度の効率 |
ランニングコスト | 低コスト(余剰蒸気利用可) | 高燃料費用 | 中程度のコスト |
メンテナンス | 低頻度・容易(5RPM以下) | 高頻度・複雑 | 中程度 |
運転管理 | 24時間無人連続運転可能 | 有人管理が必要 | 部分的な無人運転 |
資源回収効率 | 成分変化少なく回収効率高 | 熱による成分変化で効率低下 | 中程度の回収効率 |
特許技術 | 8カ国11件取得済み | 一般的技術 | 一部特許技術 |
よくある質問 (Q&A)
Q1: なぜ無機汚泥の乾燥処理が重要なのですか?
A: 無機汚泥の乾燥処理は以下の理由から重要です:
- 廃棄物の削減: 乾燥により汚泥の重量・体積を大幅に減少させ、産業廃棄物処理費を削減できます。特に2024年のトラック問題による処理費高騰の対策として有効です。
- 資源回収: 日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に依存しており、汚泥中の貴金属、レアメタル、リンなどの回収・再利用は資源戦略上重要です。特にリンの回収は国家プロジェクトとしても推進されています。
- 環境負荷低減: 乾燥による重量減少はトラック運搬回数を減らし、CO2排出削減に貢献します。また資源循環により新規採掘の環境負荷も低減します。
Q2: KENKI DRYERはどのように塊状の無機汚泥を効率的に乾燥するのですか?
A: KENKI DRYERは以下の方法で塊状無機汚泥を効率的に乾燥します:
- 機内粉砕機能: 乾燥機内で塊状の汚泥を適度に粉砕し、表面積を増加させることで熱伝達効率を高めます。
- 特許取得の防詰まり機構: 世界特許を取得した独自機構により、粘着性が強くなっても機内で目詰まりせず連続処理が可能です。
- 均一乾燥技術: 粉砕された小さな粒子は内部まで熱が行き渡り、均一な乾燥が実現します。これにより、表面だけが乾燥して内部が未乾燥という問題を解消します。
これらの技術により、凝集剤の影響で乾燥しにくい排水処理場の無機汚泥でも効率的に処理できます。
Q3: 乾燥後の無機汚泥はどのように活用できますか?
A: 乾燥後の無機汚泥は以下のように活用できます:
- 貴金属・レアメタルの回収: 電子機器製造などに不可欠な資源を回収・再利用
- リンの回収: 肥料生産などに重要なリン資源の回収(国家プロジェクト)
- 建設資材への転用: セメント原料や土木資材としての再利用
- 機能性材料への加工: 焼成処理による機能性セラミックスなどへの転換
- 埋め戻し材: 減量化された汚泥の安全な再利用
KENKI DRYERの低温乾燥により鉱物資源の特性が保持されるため、効率的な資源回収・再利用が可能です。
Q4: KENKI DRYERの経済的メリットを教えてください。
A: KENKI DRYERには以下の経済的メリットがあります:
産業廃棄物処理費の削減:
- 乾燥による重量・体積の減少で廃棄物処理費を大幅削減
- 2024年のトラック問題による処理費高騰対策として特に有効
エネルギーコスト削減:
- 高い熱効率により蒸気使用量が少ない
- 余剰蒸気の活用で燃料コストをさらに削減可能
- 電気式・水素燃料ボイラーとの組み合わせで脱炭素対応も実現
メンテナンスコスト削減:
- 低速回転(5RPM以下)設計で部品の消耗が少ない
- 導入後のトラブルが少なく安定稼働
人件費削減:
- 24時間無人連続運転が可能
- バッチ式ではなく連続式のため、作業負担が軽減
資源価値の創出:
- 回収された鉱物資源による付加価値
- リサイクル促進による企業イメージ向上
Q5: KENKI DRYERの環境面でのメリットは何ですか?
A:KENKI DRYERには以下の環境面でのメリットがあります:
CO2排出削減:
- 蒸気間接加熱方式により乾燥時のCO2排出がない
- 汚泥重量の削減によるトラック輸送回数の減少とCO2削減
- 電気式・水素燃料ボイラーとの組み合わせでゼロエミッション実現可能
資源循環促進:
- 鉱物資源のリサイクルによる採掘・輸入依存の低減
- リンなど希少資源の国内循環による資源セキュリティ向上
省エネルギー:
- 高効率熱交換による低エネルギー消費
- 余剰蒸気活用による未利用エネルギーの有効活用
廃棄物削減:
- 汚泥の減量化による最終処分量の削減
- 埋立処分場の延命化に貢献
資源循環と持続可能な社会への貢献
日本は鉱物資源のほぼ100%を輸入に依存しており、特に貴金属やレアメタルは国際競争力の維持・強化に不可欠です。KENKI DRYERによる無機汚泥の効率的な乾燥処理は、これらの重要資源を回収・再利用するための重要なプロセスを担っています。
特にリンは食料生産に不可欠な資源でありながら、現在は主に中国からの輸入に頼っています。下水汚泥からのリン回収は国家プロジェクトとしても推進されており、KENKI DRYERはこうした国家的な資源戦略にも貢献しています。
まとめ
KENKI DRYERは、8カ国11件の特許取得済みの独自技術により、従来の乾燥機では対応できなかった無機汚泥の乾燥課題を解決する革新的な乾燥装置です。塊状物の効率的処理、低温での均一乾燥、優れた環境性能、低ランニングコストなど、多角的な優位性を持っています。
特に日本のような資源輸入国において、無機汚泥に含まれる貴金属、レアメタル、リンなどの回収・再利用は戦略的に重要であり、KENKI DRYERはこの課題解決に大きく貢献します。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダの8カ国で11件の特許を取得したKENKI DRYERは、高含水率汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、廃棄物リサイクル乾燥機として、環境と経済の両立を目指す企業にとって最適な選択肢です。
無機汚泥処理の課題解決に向けて、ぜひKENKI DRYERの導入をご検討ください。御社のニーズに合わせた最適な乾燥システムをご提案いたします。

テスト事例 / 無機廃棄物乾燥, 乾燥が難しい塊状の無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER
テスト結果 / 無機廃棄物乾燥, 乾燥が難しい塊状の無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER
- 乾燥物:塊状の乾燥が難しい無機汚泥
- 乾燥の目的:産廃費の削減。産廃量の削減。
- 含水率:乾燥前68.2%W.B. 乾燥後13.8%W.B
- 乾燥機への要請:機内に付着しやすいため乾燥機内部で詰まらない。24時間無人運転。短期間で機械代回収。
- テスト結果:問題なし。



塊状の無機汚泥乾燥 / KENKI DRYER パンフレット
国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。排水処理脱水後の汚泥は乾燥中に凝集剤の影響を受け大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部までは乾燥できていない現象が起こりやすいものです。国際特許技術の KENKI DRYER では、先ず乾燥対象物は、投入口の投入装置で加熱、粉砕されながら、乾燥機本体へスムーズに運ばれます。そして本体内では加熱搬送されながらせん断、攪拌を繰り返し乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。小さくなればなるほど内部まで熱が伝わりやすく、熱が十分に行き渡り乾燥後安定した品質の製品になります。
熱分解装置 Biogreen
乾燥後の有機汚泥を炭化することによりバイオ炭やバイオコークスとしての利活用が非常に注目を浴びています。例えば、バイオコークスであれば鉄鋼、鋳物業界でのコークスの代替として還元剤や脱酸材としての利用です。バイオ炭、バイオコークスとは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことです。炭化については、化石燃料を使用せず装置からは地球温暖化ガスCO2が発生しない、弊社取り扱いの熱分解装置 Biogreenで対応ができますので、是非ご相談ください。
熱分解装置Biogreenのサイトはこちらをクリック!!