無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER / 汚泥乾燥機, 産廃費削減, 産廃量削減

乾燥が難しい無機汚泥の乾燥にKENKI DRYERが選ばれる理由

なぜ無機汚泥を乾燥させるのか

無機汚泥を乾燥させることには多くの重要なメリットがあります。乾燥により汚泥の重量と体積を大幅に削減でき、産業廃棄物処理コストを低減できます。また、トラック運搬台数が減少することで二酸化炭素排出量も削減され、環境保護と脱炭素に貢献します。さらに、適切に乾燥された汚泥は資源としてリサイクル・アップサイクルが可能となり、日本が輸入に依存している貴金属やレアメタル、リンなどの重要鉱物資源の確保にも繋がります。

KENKI DRYERの独自技術と優位性

KENKI DRYERは8ヶ国11件の特許を取得した革新的な乾燥装置です。付着粘着性が強く、従来の乾燥機では処理が困難だった無機汚泥でも容易に乾燥できる独自技術を有しています。排水処理場から排出される凝集剤を含む汚泥は塊状になりやすく乾燥が難しいですが、KENKI DRYERはその特殊機構により、汚泥を適度に粉砕して内部まで十分に乾燥させることができます。

環境性能とコスト効率の両立

KENKI DRYERは蒸気を利用した間接乾燥方式を採用しており、直火式乾燥機と比較して二酸化炭素排出量が少なく、環境に優しい設計となっています。また、余剰蒸気を利用することで燃料コストの削減も可能です。さらに電気式や水素燃料ボイラーと組み合わせることで、完全にCO2排出ゼロの乾燥も実現できます。

KENKI DRYERと従来型乾燥機の比較

特徴KENKI DRYER従来型乾燥機
付着粘着性の強い汚泥への対応特許技術で容易に乾燥可能機内で目詰まりする場合が多い
塊状になりやすい汚泥の乾燥内部まで十分な乾燥が可能表面のみ乾燥し内部は未乾燥
環境負荷低い(蒸気利用で直接CO2排出なし)直火式はCO2排出量が多い
運転コスト余剰蒸気利用で低コストバーナー使用で燃料費が高額
メンテナンス低速回転(5RPM以下)で部品消耗少なく容易部品消耗が早く費用が高額
運転管理連続式で24時間無人運転可能バッチ式は管理が煩雑
乾燥後の資源価値低温乾燥で成分変化少なく再利用に適している高温乾燥で成分変化が大き

よくある質問(Q&A)

Q1. KENKI DRYERは他の乾燥機と何が違うのですか?
A1. KENKI DRYERは8ヶ国11件の特許技術を有し、付着粘着性が強く従来乾燥が困難だった無機汚泥を容易に乾燥できます。また低温での間接乾燥方式により、乾燥後の成分変化を抑え、資源としての価値を保持できる点が大きな違いです。

Q2. 無機汚泥を乾燥させるメリットは何ですか?
A2. 乾燥により重量・体積が大幅に減少し産廃コストを削減できます。また運搬トラック台数削減によるCO2排出量低減、さらに乾燥汚泥の資源リサイクルにより環境保護に貢献できます。特に日本が輸入に依存する貴金属やレアメタル、リンなどの資源確保にも繋がります。

Q3. ランニングコストはどうですか?
A3. 蒸気を熱源とし熱効率が高いため蒸気使用量が少なく、既存の余剰蒸気を活用すれば燃料費を大幅に抑えられます。また低速回転設計(5RPM以下)により部品消耗が少なく、メンテナンスコストも低減できます。

Q4. 環境対策面での利点はありますか?
A4. 蒸気間接乾燥方式のため乾燥機からの直接的なCO2排出がなく、電気式や水素燃料ボイラーとの組み合わせでゼロエミッション乾燥も可能です。また産廃量削減とリサイクル促進により環境保護と脱炭素に貢献します。

Q5. 乾燥後の汚泥はどのように活用できますか?
A5. 低温乾燥により成分変化が少ないため、堆肥、土壌改良剤、燃料などへのリサイクル・アップサイクルが可能です。特に汚泥に含まれる貴金属やレアメタル、リンなどの資源回収は国家的にも重要視されています。

無機汚泥乾燥のための最適な選択

KENKI DRYERは付着粘着性の強い無機汚泥の乾燥に特化した革新的な装置です。特許取得済みの独自技術により、従来の乾燥機では対応できなかった難しい汚泥でも容易に乾燥でき、産廃コスト削減と環境負荷低減を同時に実現します。低温での間接乾燥方式は乾燥後の成分価値を保持し、資源リサイクルを促進します。連続式運転で24時間無人運転が可能なため、人手不足の解消にも貢献します。
導入いただいた企業様からは「乾燥ムラがなく」「人手を要しない生産性向上」「高い性能と耐久性」で高い評価をいただいております。高含水率汚泥乾燥機、有機廃棄物乾燥機、スラリー乾燥機など、さまざまな用途に対応し、廃棄物のアップサイクル・リサイクルに貢献する次世代の乾燥技術として、KENKI DRYERをぜひご検討ください。

無機汚泥乾燥 無機汚泥乾燥機 keki dryer KENKI DRYER ケンキドライヤー 2025.4.25

動画 / 付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER


 

付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の低温乾燥

付着粘着性が強く他の種類の乾燥機では乾燥が難しい無機汚泥の乾燥が、KENKI DRYER では容易にできます。

​付着粘着性が強く乾燥が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズに乾燥ができます。例えば、排水処理場から排出される付着粘着性の強い脱水汚泥は乾燥が難しいものです。汚泥の乾燥は、乾燥機の種類によっては乾燥時に乾燥機の機内で目詰まりし排出されない場合があります。KENKI DRYER であれば、どこもできない付着物、粘着物を乾燥機内で詰まることなくに簡単に乾燥ができます。この KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。

又、排水処理場から排出される汚泥は、排水処理時に使用される凝集剤の影響で乾燥処理中に塊状になりやすい傾向があります。乾燥対象物が塊状になると、乾燥物内部まで熱が十分に行き渡らず内部まで加熱されないため表面のみが乾燥し内部まで加熱乾燥されていません。KENKI DRYER の乾燥では、乾燥対象物が塊状になったとしてもは乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。

無機汚泥を乾燥することにより重量を減らし、廃棄物産廃量の削減を行うことは、昨今のトラック問題等により値上がりしている産廃費の削減、そして、トラック運搬台数削減によりニ酸化炭素の削減もでき、環境保護、脱炭素に貢献することができます。

脱水後の汚泥の乾燥対象物には、無機系、有機系に係わらず塊状の物も多く見受けられます。KENKI DRYER の乾燥では、塊状の汚泥等の乾燥対象物は乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。塊状の乾燥対象物でも乾燥時には付着粘着性が強く乾燥機内部で目詰まりし排出されない場合がありますが、KENKI DRYER は世界特許の独自の機構で機内で詰まることはなくスムーズに乾燥することができます。

日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持・強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のアップサイクル、リサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。

排水処理場から排出される汚泥を低温で乾燥することにより、乾燥後成分変化が少なく堆肥、土壌改良剤、燃料等アップサイクルとして利活用が可能です。KENKI DRYER は低温での熱源に蒸気利用の間接乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なくリサイクル、アップサイクル品として十分に利活用が可能です。

8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、蒸気間接乾燥機ですが、同様の他の蒸気間接乾燥とは構造が異なり全く独自の製品です。バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。あるいは、電気式、水素燃料ボイラーを設置することにより乾燥時に一切地球温暖化ガス、二酸化炭素CO2の発生はありません。
又、運転開始後のトラブルは皆無で、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。

ご不明な点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。貴社のニーズに合わせた最適な乾燥機のご提案をさせて頂きます。
弊社の乾燥機「KENKI DRYER」は、8ヶ国で11件の特許を取得し、他ができない付着粘着物の乾燥が得意で、導入後のトラブルが皆無、メンテナンスが容易、ランニングコスト安価です。ご導入頂いた企業様には、乾燥ムラなく、人手を要しない生産性向上、高い性能と耐久性でご好評を頂いております。

どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率汚泥乾燥機、有機廃棄物乾燥機、スラリー乾燥機、飲料粕乾燥機及び廃棄物アップサイクル、リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。

日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済。



 

KENKI DRYER 写真 正面左

 

テスト事例 / 無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER

 

 

 

テスト結果 / 無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER

  • 乾燥物:付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥
  • 乾燥の目的:産廃費の削減。産廃量の削減。短期間で機械代回収。
  • 含水率:乾燥前79.6%W.B. 乾燥後15.8%W.B
  • 乾燥機への要請:機内に付着しやすいため乾燥機内部で詰まらない。24時間無人運転。短期間で機械代回収。
  • テスト結果:問題なし。
汚泥乾燥前後 無機汚泥乾燥 有機汚泥乾燥機 kenki dryer 2024.7.1

 

KENKI DRYER 写真 2025.3.4

 

 

女性イラスト 無機汚泥乾燥 無機汚泥乾燥機 kenki dryer KENKI DRYER ケンキドライヤー 2025.4.25

無機汚泥乾燥 / KENKI DRYER パンフレット

国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。排水処理脱水後の汚泥は乾燥中に凝集剤の影響を受け大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部までは乾燥できていない現象が起こりやすいものです。国際特許技術の KENKI DRYER では、先ず乾燥対象物は、投入口の投入装置で加熱、粉砕されながら、乾燥機本体へスムーズに運ばれます。そして本体内では加熱搬送されながらせん断、攪拌を繰り返し乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。小さくなればなるほど内部まで熱が伝わりやすく、熱が十分に行き渡り乾燥後安定した品質の製品になります。


   

熱分解装置 Biogreen

乾燥後の有機汚泥を炭化することによりバイオ炭やバイオコークスとしての利活用が非常に注目を浴びています。例えば、バイオコークスであれば鉄鋼、鋳物業界でのコークスの代替として還元剤や脱酸材としての利用です。バイオ炭、バイオコークスとは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことです。炭化については、化石燃料を使用せず装置からは地球温暖化ガスCO2が発生しない、弊社取り扱いの熱分解装置 Biogreenで対応ができますので、是非ご相談ください。

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