含水率について(1) / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, 廃棄物乾燥

■ 含水率とは

 

含水率とは、簡単に書けば、材料中に含まれる水分の比率と言うことになります。但し、この比率の表現方法には2通り「質量比」と「容積比」があります。一般的には「質量比」による表現をとります。そしてその「質量比」で表す場合も実は2通りの方法があります。それは「湿量基準」と「乾量基準」があり、基準となる質量の数字を乾いた材料の数字をとるか、あるいは湿った材料を基準にとるかの違いです。

■ 湿量基準
全体質量の中の水分の質量をあらわしたものです。一般的にはこちらの計算式を使います。
( 水の質量 ÷ ( 水の質量 + 材料の質量 ) ) × 100
ウェットベースとも呼ばれ、単位表記は[%,W.B.]です。

■ 乾量基準
材料に対する水の質量を百分率であらわしたものです。木材ではこの計算式を使われることがあります。
( 水の質量 ÷ 材料の質量 ) × 100
ドライベースとも呼ばれ、単位表記は[%,D.B.]です。
この基準では最大値は100を大きく超えることがあります。

■ 換算式
二つの基準の値の換算式は下記の通りです。
乾量基準値 = ( 湿量基準値 ÷ ( 100 - 湿量基準値 ))× 100
湿量基準値 = ( 乾量基準値 ÷ ( 100 + 乾量基準値 ) )× 100
例として、50%,W.B. は、 100%,D.B. となります。

「湿量基準」は乾燥が進むにつれ基準となる質量が変化するため、基準質量が一定である「乾量基準」が本来の「含水率」と言えます。しかし、一般的には湿量基準が使用されています。

 

含水率と乾燥後重量について / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥

含水率と重量 (質量)-1 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥

 


■ KENKI DRYER 製品の特徴

 

乾燥機 KENKI DRYER には3つの大きな特徴があります。1)乾燥投入物を選ばず、どこもできない付着物、粘着物、固着物及び液体状の原料スラリーの乾燥が確実にでき、2)乾燥後リサイクル再資源あるいは原料利用が十分可能な低温での乾燥、3)そして人を配置する必要がない無人で24時間運転ができる連続式運転方式の大きく3つです。国際特許技術で設計、製作される乾燥機 KENKI DYERは 優れた性能を持ちながら機械の構造は単純なため、壊れにくく交換部品点数は少なくメンテナンスは非常に楽で乾燥機は長持ちし長期間使用できます。汚泥乾燥では産廃費削減での機械代償却期間を約2、3年で想定しており、原料スラリー乾燥では人手が必要で乾燥で苦労される箱型棚段乾燥機の置き換えをお勧めします。又、低温での乾燥のため乾燥対象物の成分は変わらないことからお茶殻・おから・飲食残渣・家畜糞尿等含水率の高い廃棄物は乾燥後再資源化リサイクル活用、有価での販売のご検討は如何でしょうか。

 

製 品

国際特許

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

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