新製品 木材チップ専用乾燥機 開発、製作中 / 木材チップ乾燥機

新製品 木材チップ専用乾燥機 開発、製作中

現在弊社では木材チップ専用の乾燥機を開発、設計、製作中です。製作を終えると組立てそして試運転、テストの予定です。この木材チップ乾燥機の乾燥の熱源は低圧蒸気です。(蒸気圧力:0.7Mpa以下)
現在日本国内では、木質バイオマスでの発電については、再生エネルギー固定買取制度(FIT)があり発電した電気を確実に販売できます。木材をチップ状にし、それを原材料として発電を行うのですが、発電方法には二つがあり、ひとつがガス化発電、もうひとつが水蒸気発電です。二つの方法ともタービンを回転することにより発電を行いますが、熱分解処理か直接燃料かの違いがあります。
日本国内の木材は発電には海外の木材と比較すると発電効率が落ちます。その理由は海外の木材と比較すると水分を多く含んでいるからです。外材での発電と違い、熱分解、直接燃焼どちらの処理でも水分を蒸発させるのにエネルギーを必要とします。この乾燥エネルギーが必要となるため外材での発電と比較するとエネルギー量が多く必要となります。
現在、弊社へは発電用の木材チップ乾燥機の引き合いが非常に多いです。弊社の乾燥機の熱源は低圧蒸気です。水蒸気発電では高圧の加熱蒸気でタービンを回し発電します。その加熱蒸気の余りを減圧すれば弊社の乾燥機へ投入ができ乾燥の熱源として利用が出来ます。

熱分解装置 Biogreen: https://biogreen-jp.com
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