接触角について / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, 廃棄物乾燥

濡れ(ぬれ)の度合いは接触角で表現できます。
例えば、水滴を机の上に落としたとき、その水滴は丸い粒であったり、粒ではなく平らに広く広がっている場合があります。あるいは、買ったばかりのきれいなコップの表面は水でよく濡れますが、何度も使用したコップの表面はあまり濡れなくなります。それは何度もコップを使用するうちに油分が付着しきれいに洗い落としても微量の油分が付着したままでそれが蓄積し、次第にその油分が水を弾くようになります。
これらの現象の濡れの状態は濡れ性と呼ばれ、一般的には濡れが良い悪い等の表現が使われます。この濡れ性は接触角で表現ができ接触角が90°以下の状態を濡れると呼び、接触角が小さい性質を親水性、大きい性質を撥水性、特に撥水性、親水性が強い性質を超撥水、超親水と言います。
接触角とは、液体と固体表面とで形成される角度で、液体と固体表面の表面張力、およびその固体・液体間の界面張力の値によって表されヤングの式が使われます。
表面の濡れやすさは接触角によって定量的に測ることができ、表面張力が小さい固体は濡れにくく、液体が付着したときの接触角は大きくます。反対に、表面張力が大きい固体は濡れやすく、液体が付着したときの接触角は小さくなります。テフロンなど撥水性のある物質の表面では接触角は180°に近くなり、水滴をたらすとそれはほぼ球形になります。一般にその物質の原子、分子間の結合が強く安定した物質は表面エネルギーが小さく、活性が低いため酸化などの化学反応が起きにくく、表面に光沢のある固体は、そうでないものに比べ接触角が大きくなる傾向があります。

 

接触角の定義 濡れ性 KENKI DRYER 2018.1.30濡れ性 KENKI DRYER 2018.1.30接触角 ヤングの式 2018.1.30
接触角A:接触角が大きい:濡れにくい
B:接触角が中程度
C:接触角が小さい:濡れやすい
S:接触角が0°
ヤングの式

 

参考サイト Wiki 濡れ

 

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