乾燥速度と含水率 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥
■ 乾燥の工程 |
KENKI DRYER で水分を含んだ原料を乾燥させるには3つの工程があります。
(Ⅰ) | 水分の蒸発に必要な熱を水分を含む原料へ与える。 |
(Ⅱ) | 水分を蒸気に変化させる。 |
(Ⅲ) | 水分が蒸発した蒸気が周辺の空気(ガス)に受け入れられる。 |
■ 乾燥速度と含水率 |
乾燥の進行工程3期間、原料予熱期間、定率乾燥期間、減率乾燥期間での乾燥速度と含水率の関係は下記の通りです。前回は含水率と含水率、原料温度の関係で説明致しました。
乾燥特性曲線 (乾燥速度と含水率の関係) |
(Ⅰ) | 原料予熱期間 | 原料が初期の状態から乾燥の条件に適応する期間です。 |
(Ⅱ) | 定率乾燥期間 | 原料の温度は一定で原料に含まれる水分の乾燥速度が一定の期間です。この期間は原料の表面の水分が蒸発しています。 |
(Ⅲ) | 減率乾燥期間 | この期間は原料の表面温度が急速に上昇するとともに、原料の内部の温度も上昇します。 原料の表面が乾燥した後、次第に原料の内部の水分も蒸発されます。この期間の乾燥速度は表面の乾燥期間、定率乾燥期間と比較すると遅くなります。 |
■ KENKI DRYERの減率乾燥期間 |
KENKI DRYER は独自の特許技術の羽根が回転しながら、撹拌、粉砕を繰り返し行い乾燥物を小さくしながら蒸発乾燥させています。そのため、乾燥物の内部まで熱が伝わりやすく、上図(Ⅱ)の乾燥定率期間の乾燥速度は(Ⅲ)の定率乾燥速度の期間も変わりません。
又、羽根の表面に貼り付いた乾燥物は左右の羽根が回転しながら強制的に剥がすため常に更新され綺麗になり、羽根の熱が何ら邪魔されることなく乾燥物へ直接伝わります。
羽根表面の強制剥がし機構 |
羽根の粉砕機構 |
乾燥機 KENKI DRYER には3つの大きな特徴があります。1)乾燥投入物を選ばず、どこもできない付着物、粘着物、固着物及び液体状の原料スラリーの乾燥が確実にでき、2)乾燥後リサイクル再資源あるいは原料利用が十分可能な低温での乾燥、3)そして人を配置する必要がない無人で24時間運転ができる連続式運転方式の大きく3つです。国際特許技術で設計、製作される乾燥機 KENKI DYERは 優れた性能を持ちながら機械の構造は単純なため、壊れにくく交換部品点数は少なくメンテナンスは非常に楽で乾燥機は長持ちし長期間使用できます。汚泥乾燥では産廃費削減での機械代償却期間を約2、3年で想定しており、原料スラリー乾燥では人手が必要で乾燥で苦労される箱型棚段乾燥機の置き換えをお勧めします。又、低温での乾燥のため乾燥対象物の成分は変わらないことからお茶殻・おから・飲食残渣・家畜糞尿等含水率の高い廃棄物は乾燥後再資源化リサイクル活用、有価での販売のご検討は如何でしょうか。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
熱分解装置 Biogreen 火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置 | https://biogreen-jp.com |
会社サイト もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器 | https://kenki-corporation.jp |