KENKI DRYER 乾燥時汚泥内凝集剤対策について / 汚泥乾燥機, スラリー乾燥機, ヒートポンプ汚泥乾燥機

どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済

 

■ KENKI DRYER 乾燥時汚泥内凝集剤対策について

 

 

 

■ セルフクリーニング Steam Heated Twin Screw technology
SHTS technology)

 

乾燥装置 KENKI DRYER の国際特許技術の一つが Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology)でセルフクリーニング機構です。この機構はどこもできないどんなに付着、粘着、固着する乾燥対象物でも独自の構造で機械内部に詰まることなく乾燥できます。
例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。どこも乾燥ができない付着、粘着性が強い物あるいは原料スラリー等の液体状に近い状態で投入したとしてもこのテクノロジーで全く問題なく確実に乾燥ができます。このSHTSテクノロジーは約7年以上を経て完成させており国内はもとより海外でも特許を取得、出願しております。
又、水処理脱水後の有機汚泥等の乾燥では凝集剤の影響を受け乾燥中に大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部には水分をかなり含んだ状態で排出される場合が多々あります。しかしこのテクノロジーでは乾燥対象物が、左右の羽根あるいは羽根とトラフ、ケースで接触する際に強制的にせん断、引きちぎられます。乾燥対象物は羽根に付着した際は強制的に剥がされ、その上せん断、引きちぎられながら攪拌が繰り返し行なわれながら加熱されるため、乾燥工程が進むうちに乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。乾燥対象物は小さくなればなるほど内部まで熱が十二分に伝わり、行き渡り安定した品質の乾燥物となります。熱源には飽和蒸気を使用した低温での乾燥のため乾燥対象物が炭化する焦げるあるいは焼きむら等は発生せず、乾燥後は安定した良好な品質で排出されます。

 

セルフクリ-ニング

 

■ 凝集剤とは

 

水処理施設等で濁った水の中に分散している粒子を集合させ集合体にし、沈殿させる薬剤です。集合させた粒子の塊を凝集体やフロックと呼びます。粒子を沈殿させることにより水とフロックの分離が容易になります。水処理工程では沈殿槽や脱水時に使用されます。凝集剤 汚泥乾燥 kenki 2017.10.26

■ 凝集処理とは

 

排水処理では、汚水内の粒子を沈降、沈殿させることにより汚水を浄化します。しかし、汚水内の粒子が沈降、沈殿しないことには汚水は浄化できません。汚水内の粒子を沈降させ、水から分離する処理方法のひとつに凝集処理があります。

汚水中に含まれる大きな粒子であれば沈降しますが、汚水中のコロイド粒子と呼ばれる0.001~1ミクロン程度の粒子は一般にマイナスの電荷を持っているため互いに反発しブラウン運動という不規則な運動をし汚水中で漂い続け沈降しません。

凝集処理 沈降 汚泥乾燥 KENKI DRYER 2018.3.5

■ 凝結


汚水中の小さな粒子を沈降させるためにプラスの荷電をもつ無機凝集剤(無機凝結剤)を添加すると荷電が中和されファンデルワールス力が働き粒子の小さな集合体フロックが出来ます。これを凝結と言います。この段階でフロックはまだ小さい状態です。ここで使われる凝集剤は、硫酸バンドやPAC(ポリ塩化アルミニウム)などアルミニウム塩や塩化鉄ポリ鉄等です。

 

■ 凝集

 

凝結した小さな集合体を集めてさらに大きな集合体(フロック)を作ことにより沈降速度が速まり、水と粒子の分離を容易にそして効率的に行なえます。この大きな集合体を作る事を凝集と言います。この凝集には高分子凝集剤(ポリマー)が使用されます。

凝集処理 凝集剤 凝結 凝集 汚泥乾燥 KENKI DRYER 2018.3.5

 

■ 有機汚泥への乾燥時の影響

 

汚泥と排水処理での濃縮、脱水工程後に排出される付着、粘着性が強い固形状の塊です。凝集剤により水と分離された水分を多く含んだ塊で平均で含水率が80%W.B.以上あります。この汚泥は凝集剤を含んでおり、乾燥の際その凝集剤の影響を受けます。汚泥には有機と無機がありますが特に有機汚泥の乾燥時に凝集剤の影響が顕著にでます。
有機汚泥を乾燥機で乾燥させると乾燥するに連れ、次第に粒状になります。乾燥後この粒が大きい場合は、手でつぶすと内部より水分が出る、あるいは表面のみ乾燥し内部は乾燥していない状態が多々あります。この粒が小さければ小さい程、内部まで乾燥しています。乾燥時に凝集剤の影響で乾燥物が塊状になりやすくなっているようです。有機汚泥の乾燥後は必ず粒状になります。
凝集剤が含まれた有機汚泥を乾燥させる際に重要な点は下記です。
1)乾燥物が非常に付着、粘着性が強いため乾燥機内部に詰まらせない。
2)乾燥時になるべく攪拌、粉砕を繰り返し行い、乾燥中になるべく乾燥物の粒を小さくする。
有機汚泥の乾燥で、5%W.B.程度まで乾燥させるとかなり小さな塊状になります。手では潰せないほど硬い小さな粒です。決して粉体にはならないため、粉塵対策は必要ありません。
但し、無機汚泥の乾燥の場合は凝集剤の影響はあまり受けずに粉体状になりやすく、低い含水率まで乾燥させると粉塵化し集塵設備が必要となります。無機汚泥の乾燥では乾燥後の含水率を30%W.B.以上にすることをお勧めします。
有機汚泥 乾燥後の比較 kenki 2017.10.26

 

凝集処理について / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

乾燥時の凝集剤の影響について -1 / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

脱水後の有機汚泥と無機汚泥の乾燥の比較 / 乾燥時の凝集剤の影響について -2

有機汚泥と有機物の乾燥の比較 / 乾燥時の凝集剤の影響について -3

凝集沈殿法について / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

 

 


昨今、KENKI DRYER に求められる内容に二酸化炭素CO2 の削減があります。ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER であれば、二酸化炭素CO2 が大量に削減ができる上、燃料費も大幅な削減が可能になるでしょう。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な製品です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。

 

■ ヒートポンプの工程

 

ヒートポンプの工程 ヒートポンプ汚泥乾燥機 スラリー乾燥機 kenki dryer 2020.7.9

 


■ ヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER について

 

蒸気(飽和蒸気)でのヒートポンプ自己熱再生乾燥機 KENKI DRYER とは、乾燥熱源である蒸気を利用した自己熱再生乾燥システムです。
蒸気ヒートポンプの工程は、KENKI DRYER で加熱乾燥に利用した蒸気を膨張弁での断熱膨張により圧力は低下し、蒸気内の水分は蒸発、気化し周辺の熱を吸収し蒸気温度は下降します。その蒸気を次の工程の熱交換器で熱移動することによりさらに蒸発、気化させ蒸気圧力を低下させます。十分に蒸発、気化が行われ圧力が下げられた蒸気は次の圧縮工程へ進みます。
圧縮工程の圧縮機で蒸気を断熱圧縮を行うことで、圧力は上昇しそれに伴い凝縮、液化し温度は上昇します。その蒸気の水分を除去した上で KENKI DRYER へ投入します。KENKI DRYER はその投入された蒸気を熱源として利用、加熱乾燥という熱移動を行うことで、蒸気はさらに十分に凝縮、液化され膨張弁へ進みます。この工程を繰り返します。

 

ランニングコスト削減 二酸化炭素排出量削減 ヒートポンプ乾燥機 汚泥乾燥機 2020.6.15

 

ヒートポンプ乾燥機

 

■ 乾燥機構
KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

 

乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。

 

乾燥機構

国際特許

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com
会社サイト
もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器
https://kenki-corporation.jp