脱水後の有機汚泥と無機汚泥の乾燥の比較 / 乾燥時の凝集剤の影響について -2
■ 脱水後の有機汚泥と無機汚泥の乾燥の比較 |
水処理、脱水後の汚泥は有機汚泥と無機汚泥の大きく2種類があります。
有機、無機汚泥ともに乾燥前の状態は付着性、粘着性があり、あまり違いはありません。しかし、乾燥後の状態は異なります。
有機、無機汚泥ともに乾燥後は粒状、団子状にはなります。これは水処理、脱水の際に投入される凝集剤の影響と思われます。いずれも乾燥後の団子状の状態では表面は乾燥しています。ところが、それを手でつぶすと分かるのですが、内部まで乾燥しているのが無機汚泥で、内部が湿っているのが有機汚泥です。又、含水率が低ければ低いほど有機汚泥は小さな粒状になるのですが、無機汚泥は粉体状になり粉塵化されます。
有機汚泥は含水率10%W.B.以下まで乾燥させても粉体状にならず粒状になるため集塵装置を設置する必要がなく、運搬、搬送も問題は起きにくいです。しかし、無機汚泥は乾燥時に粉体状になりやすいため、乾燥後の含水率を低くする場合は集塵、運搬、搬送の十分な検討が必要となります。そのため無機汚泥の乾燥後の含水率は30~40%W.B.程度をお勧めしています。
■ 有機汚泥、無機汚泥 乾燥後の状態の比較 |
■ 無機汚泥 乾燥の様子の動画
■ 汚泥乾燥 / どこもできない付着物、粘着物の乾燥 国際特許技術 |
国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。排水処理脱水後の汚泥は乾燥中に凝集剤の影響を受け大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部までは乾燥できていない現象が起こりやすいものです。国際特許技術の KENKI DRYER では、先ず乾燥対象物は、投入口の投入装置で加熱、粉砕されながら、乾燥機本体へスムーズに運ばれます。そして本体内では加熱搬送されながらせん断、攪拌を繰り返し乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。
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