無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER / 汚泥乾燥機, 産廃費削減, 産廃量削減
付着粘着性が強い無機汚泥乾燥にKENKI DRYERが選ばれる理由
はじめに
排水処理場から排出される無機汚泥は、高い付着粘着性により乾燥処理が極めて困難です。KENKI DRYERは、この課題を解決する革新的な乾燥装置として、国内外で高い評価を受けています。
KENKI DRYERの独自技術
KENKI DRYERは日本2件、海外7ヶ国9件、合計11件の特許を取得した画期的な乾燥装置です。この独自技術により、他の乾燥機では処理できない高粘着性の汚泥を効率的に乾燥することが可能になりました。
- 粘着性汚泥の処理能力
排水処理場から排出される脱水汚泥は、凝集剤の影響で非常に粘着性が高く、従来の乾燥機では内部で詰まりを引き起こすことが多々ありました。KENKI DRYERは特許取得済みの独自機構により、このような粘着性の高い物質でも詰まることなくスムーズに乾燥処理が可能です。 - 塊状物の効率的乾燥
汚泥は乾燥過程で塊状になりやすく、内部まで熱が伝わらないという問題がありました。KENKI DRYERは乾燥機内で塊状物を適度に粉砕し、表面積を増やすことで、内部まで均一に乾燥させる技術を実現しています。これにより、効率的で均一な乾燥処理が可能になりました。
環境への貢献と経済性
- 廃棄物量削減とCO2削減
汚泥を乾燥させることで重量を大幅に減らし、産業廃棄物量を削減できます。これは、2024年のトラック問題で値上がりしている産廃処理費用の削減につながります。また、輸送トラック台数の削減により、CO2排出量も抑制され、環境保護・脱炭素に貢献します。 - 資源としての再利用
KENKI DRYERの低温乾燥方式により、乾燥後の成分変化を最小限に抑えることができます。これにより、乾燥汚泥を堆肥、土壌改良剤、燃料などにアップサイクルとして利活用することが可能です。日本は鉱物資源の多くを輸入に頼っており、汚泥に含まれる鉱物(特にレアメタルやリン)の回収・再利用は国家的にも重要なプロジェクトです。
運用コストと管理の容易さ
- 低ランニングコスト
KENKI DRYERは蒸気を熱源とする間接乾燥方式を採用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量を抑えられます。既存の蒸気設備や余剰蒸気を利用すれば、燃料費を大幅に削減できます。また、電気式や水素燃料ボイラーと組み合わせることで、CO2排出ゼロの乾燥処理も実現可能です。 - メンテナンスの容易さ
本体の羽根の回転数は5RPM以下と非常に低速であるため、部品の消耗が少なく、メンテナンスが容易で費用も安価です。また、連続式乾燥装置のため、バッチ式のように定期的な管理が不要で、24時間無人運転が可能です。
他の乾燥方式との比較
特性 | KENKI DRYER | 直火式乾燥機 | 他の蒸気間接乾燥機 |
---|---|---|---|
粘着性物質の処理 | 特許技術で詰まりなく処理 | 詰まりやすい | 詰まりやすい |
塊状物の乾燥効率 | 内部まで均一に乾燥 | 表面のみ乾燥 | 不均一な乾燥 |
環境負荷 | CO2排出なし | 大量のCO2排出 | 少量のCO2排出 |
運転コスト | 低コスト | 高コスト | 中程度 |
メンテナンス頻度 | 少ない | 多い | 中程度 |
運転管理 | 24時間無人運転可能 | 定期的な管理必要 | 部分的な管理必要 |
特許技術 | 8ヶ国11件取得 | 一般的技術 | 一部特許技術 |
よくある質問(Q&A)
Q1. KENKI DRYERは他の乾燥機と何が違うのですか?
A1. KENKI DRYERは8ヶ国11件の特許を取得した独自技術により、従来の乾燥機では処理できなかった高粘着性の汚泥を効率的に乾燥できます。また、蒸気間接乾燥方式を採用しながらも、独自の構造で乾燥効率を高め、運転コストを抑えることができます。
Q2. 乾燥後の汚泥はどのように利用できますか?
A2. 低温乾燥により成分変化を最小限に抑えるため、堆肥、土壌改良剤、燃料などとして再利用可能です。特に、無機汚泥に含まれる貴金属やレアメタル、リンなどの回収・再利用は資源確保の観点からも重要視されています。
Q3. 運転コストはどの程度抑えられますか?
A3. 既存の蒸気設備や余剰蒸気を利用することで燃料費を大幅に削減できます。また、低速回転での運転により部品の消耗が少なく、メンテナンスコストも抑えられます。直火式乾燥機と比較すると、総合的な運転コストは50%以上削減できるケースもあります。
Q4. 環境負荷はどのように低減されますか?
A4. 蒸気間接乾燥方式により乾燥機自体からのCO2排出はありません。また、乾燥による汚泥重量の減少でトラック輸送回数が減り、輸送時のCO2排出も削減されます。電気式や水素燃料ボイラーと組み合わせることで、完全なCO2排出ゼロの乾燥処理も実現可能です。
Q5. 導入実績や稼働状況はどうですか?
A5. 国内外の多くの排水処理施設で導入され、トラブルなく稼働しています。導入企業からは「乾燥ムラがない」「人手を要しない」「生産性が向上した」など高い評価をいただいております。
まとめ
KENKI DRYERは、付着粘着性の強い無機汚泥の乾燥において、従来の乾燥機では解決できなかった多くの課題を克服した革新的な乾燥装置です。特許取得済みの独自技術により、粘着物の詰まり防止と塊状物の効率的乾燥を実現し、環境負荷の低減と運用コストの削減を同時に達成しています。
高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、飲料粕乾燥機など、様々な用途で活用でき、廃棄物のアップサイクル・リサイクルを通じて循環型社会の実現に貢献します。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダの8ヶ国で11件の特許取得は、KENKI DRYERの革新性と独自性を証明しています。付着粘着性の強い無機汚泥の乾燥でお困りの方は、ぜひKENKI DRYERをご検討ください。

動画 / 付着粘着性が強い無機汚泥の低温乾燥 / KENKI DRYER
付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥
付着粘着性が強く他の種類の乾燥機では乾燥が難しい無機汚泥の乾燥が、KENKI DRYER では容易にできます。
付着粘着性が強く乾燥が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズに乾燥ができます。例えば、排水処理場から排出される付着粘着性の強い脱水汚泥は乾燥が難しいものです。汚泥の乾燥は、乾燥機の種類によっては乾燥時に乾燥機の機内で目詰まりし排出されない場合があります。KENKI DRYER であれば、どこもできない付着物、粘着物を乾燥機内で詰まることなくに簡単に乾燥ができます。この KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。
又、排水処理場から排出される汚泥は、排水処理時に使用される凝集剤の影響で乾燥処理中に塊状になりやすい傾向があります。乾燥対象物が塊状になると、乾燥物内部まで熱が十分に行き渡らず内部まで加熱されないため表面のみが乾燥し内部まで加熱乾燥されていません。KENKI DRYER の乾燥では、乾燥対象物が塊状になったとしてもは乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。
脱水後の汚泥の乾燥対象物には、無機系、有機系に係わらず塊状の物も多く見受けられます。KENKI DRYER の乾燥では、塊状の汚泥等の乾燥対象物は乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。塊状の乾燥対象物でも乾燥時には付着粘着性が強く乾燥機内部で目詰まりし排出されない場合がありますが、KENKI DRYER は世界特許の独自の機構で機内で詰まることはなくスムーズに乾燥することができます。
無機汚泥を乾燥することにより重量を減らし、廃棄物産廃量の削減を行うことは、昨今のトラック問題等により値上がりしている産廃費の削減、そして、トラック運搬台数削減によりニ酸化炭素の削減もでき、環境保護、脱炭素に貢献することができます。
排水処理場から排出される汚泥を低温で乾燥することにより、乾燥後成分変化が少なく堆肥、土壌改良剤、燃料等アップサイクルとして利活用が可能です。KENKI DRYER は低温での熱源に蒸気利用の間接乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なくリサイクル、アップサイクル品として十分に利活用が可能です。
日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持・強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のアップサイクル、リサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。
8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、蒸気間接乾燥機ですが、同様の他の蒸気間接乾燥とは構造が異なり全く独自の製品です。バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。あるいは、電気式、水素燃料ボイラーを設置することにより乾燥時に一切地球温暖化ガス、二酸化炭素CO2の発生はありません。
又、運転開始後のトラブルは皆無で、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。
ご不明な点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。貴社のニーズに合わせた最適な乾燥機のご提案をさせて頂きます。
弊社の乾燥機「KENKI DRYER」は、8ヶ国で11件の特許を取得し、他ができない付着粘着物の乾燥が得意で、導入後のトラブルが皆無、メンテナンスが容易、ランニングコスト安価です。ご導入頂いた企業様には、乾燥ムラなく、人手を要しない生産性向上、高い性能と耐久性でご好評を頂いております。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率汚泥乾燥機、有機廃棄物乾燥機、スラリー乾燥機、飲料粕乾燥機及び廃棄物アップサイクル、リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済。


テスト事例 / 無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強い無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER
テスト結果 / 無機汚泥乾燥, 付着粘着性が強い無機汚泥の廃棄物削減低温乾燥 / KENKI DRYER
- 乾燥物:付着粘着性が強く乾燥が難しい無機汚泥
- 乾燥の目的:産廃費の削減。産廃量の削減。短期間で機械代回収。
- 含水率:乾燥前55.4%W.B. 乾燥後6.3%W.B
- 乾燥機への要請:機内に付着しやすいため乾燥機内部で詰まらない。24時間無人運転。短期間で機械代回収。
- テスト結果:問題なし。



無機汚泥乾燥 / KENKI DRYER パンフレット
国際特許技術の KENKI DRYER は他にはない構造で、乾燥対象物にどんなに付着性、粘着性、固着性があっても乾燥機内部に詰まることなく運転トラブルが全くない安定運転での乾燥ができます。例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。排水処理脱水後の汚泥は乾燥中に凝集剤の影響を受け大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部までは乾燥できていない現象が起こりやすいものです。国際特許技術の KENKI DRYER では、先ず乾燥対象物は、投入口の投入装置で加熱、粉砕されながら、乾燥機本体へスムーズに運ばれます。そして本体内では加熱搬送されながらせん断、攪拌を繰り返し乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。小さくなればなるほど内部まで熱が伝わりやすく、熱が十分に行き渡り乾燥後安定した品質の製品になります。
熱分解装置 Biogreen
乾燥後の有機汚泥を炭化することによりバイオ炭やバイオコークスとしての利活用が非常に注目を浴びています。例えば、バイオコークスであれば鉄鋼、鋳物業界でのコークスの代替として還元剤や脱酸材としての利用です。バイオ炭、バイオコークスとは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことです。炭化については、化石燃料を使用せず装置からは地球温暖化ガスCO2が発生しない、弊社取り扱いの熱分解装置 Biogreenで対応ができますので、是非ご相談ください。
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