乾燥になぜ蒸気を利用するのですか?/ 汚泥乾燥, スラリー乾燥, リサイクル乾燥
乾燥になぜ蒸気を使用するのですか?
KENKI DRYERは熱源に蒸気を利用した熱交換式の間接乾燥機で、乾燥対象物へ直接蒸気は当てていません。
それは蒸気の潜熱を利用しています。蒸気は気体ですが冷たい物に当たると液体へ変化します。その液体へ変化する際大きな熱を発します。その熱の大きさは、温水、油と比較すると2倍から5倍と言われています。温水、油の熱を顕熱と言い、冷たい物に当たるとそのまま熱を奪われ温水、油の温度は下がります。
乾燥の具合を調整できますか。乾燥の含水率を調整できますか?
乾燥含水率は2つの方法で調整できます。
1つ目が蒸気圧力を変更することにより乾燥温度そして乾燥含水率を調整します。
2つ目が乾燥機本体の軸の回転速度を変更することにより乾燥含水率を調整します。これは乾燥物の乾燥機内の滞留時間を変更することによる調整です。