新製品 木材チップ専用乾燥機 テスト開始 / 木材チップ乾燥機

新製品 木材チップ専用乾燥機 テスト開始

新製品 木材チップ専用乾燥機のテストを開始しました。実際に含水率の高い木材チップを投入し、テストデータ表に基づき測定を行っています。テスト内容としては乾燥前後の含水率測定の他、電動機、ブロワの電流値、各部の温度、ドレン量及び排気ブロワよりの排水量等の測定も行います。1つの乾燥の設定でのテストを終了すると、乾燥機を解体し内部の状況を確認します。乾燥機内部では詰まり、粉塵の状況等を細かくチェックします。この測定結果、チェック内容に基づきを検討を行い、乾燥機の設定の変更の上他のパターンでのテストを行います。それを何度も繰り返しその乾燥物に合った乾燥の設定を導き出します。
今回の新製品の木材チップ乾燥機は乾燥加熱部品のメインである本体のスクリューを開発致しました。下記の図では(2)攪拌乾燥の部分です。
スクリューを回転させることにより攪拌、加熱、運搬を行います。木材チップの乾燥は、投入された木材チップを出来るだけ粉砕せずに乾燥させる必要があります。粉砕させ細かくすると内部まで熱が伝わり乾燥しやすいのですが、粉塵化しやすくなりなす。木材チップが粉塵化すると乾燥後の工程に支障が出る上、集塵設備設置等の余計な付帯設備のコストがかかります。
今回開発したスクリュー羽根は、なるべく乾燥物を粉砕せずに攪拌はよく行えるよう工夫致しました。攪拌することにより乾燥効率は良くなります。このスクリュー羽根の特徴は乾燥物を粉砕せずに攪拌のみを行えることと言えます。現在までのテストでは、ほぼ目標は達成しており、問題はありません。
乾燥機全体の構造は従来の KENKI DRYER の構造と変わりません。但し、乾燥機投入部の投入装置である程度の粉砕は行えますが、今木材チップの投入に対してはなるべく粉砕させずに、投入部でなるべく詰まらない機構へ変更致します。

特許取得済み乾燥機の構造の詳細については下図をご参照下さい。
本サイトでは今ページです。https://kenkidryer.jp/products/methods/

乾燥機構

熱分解装置 Biogreen: https://biogreen-jp.com
会社サイト: https://kenki-corporation.jp