標準仕様について

KENKI DRYER をご検討頂く際、先ずは乾燥装置のご要望の条件をご提示頂ければ概算価格及びKENKI DRYERの標準仕様での型式の回答を行なっております。この時点での型式の選定は乾燥水分量を基準としおり、正式な御見積、仕様書、外形図等の提出は乾燥テスト後にさせて頂いています。乾燥テスト後に乾燥機の型式の仕様が標準仕様と異なると確認できた場合は新たに設計を行い、ご要望の内容に合う内容の条件に基づき御見積、仕様及び外形図等を作成の上提出しています。又、KENKI DRYER を設置する際の必要な条件及び KENKI DRYER で使用する熱源飽和蒸気を発生させる蒸気発生装置ボイラの水質規格(JIS 規格)があり、あくまでもその条件内での御見積の提示となります。
現在 KENKI DRYER の型式種類にはTSシリーズとTSBシリーズがありますが、付着物と付着物でない乾燥対象物の違いによりシリーズ種類の選定を行なっています。TSとTSBの大きな違いは、機内羽根に蒸気の投入の有無及び機体の大きさ寸法です。この種類の選定についても正式には乾燥テスト後にさせて頂いております。

 

■ KENKI DRYER 概算金額を算出するに当たって必要な条件内容
1.乾燥対象物名及び成分
2.比重
3.時間当たりの投入量 kg/時間 あるいは ton/時間
4.乾燥前含水率及び乾燥後含水率 ウエットベース W.B.
5.飽和蒸気圧力

 

■ KENKI DRYER 設置条件
1.設置場所屋内。埃が少ない。水、蒸気が当たらない場所。
2.振動なし
3.温度-10℃ ~ 40℃
4.湿度85% 以下
5.標高1,000M 以下
6.雰囲気腐食性ガス、爆発性ガス及び粉塵がなく換気が良い。

 

■ ボイラ水質規格
ボイラの給水及びボイラ水は下記JIS規格を満たしているものと致します。
JIS B8223-2006

 

■ 型式選定
 TS シリーズ羽根に蒸気投入なし付着、粘着物乾燥
 TSB シリーズ羽根に蒸気投入あり付着、粘着がない物乾燥

 


 

■ TS シリーズ 標準仕様
型式投入量蒸気量電気量乾燥
水分量
寸法重量
kg/時間kg/時間kwhkg/時間mmton
TS-2L-0.550~60 4.8~37.51,210(w)×5,720(L)×1,980(H)2.5
TS-2L-1100~1207.3~751,500(W)×6,650(L)×2,230(H)4.8
TS-2L-2.5250~30011.4~187.51,990(W)×8,530(L)×2,460(H)9
TS-2L-5500~60015.7~3752,257(W)×11,820(L)×2,530(H)14
TS-2L-7.5750~90022.7~562.52,650(W)×12,160(L)×3,160(H)22
TS-2L-101,000~1,20023.7~7502,650(W)×14,460(L)×3,160(H)26
仕様条件
投入前含水率:90~80%W.B. 乾燥後含水率:50~20%W.B.
投入物比重:1 蒸気圧力:0.5Mpa
材質:SUS304 あるいは SUS316L

乾燥機 KENKI DRYER 寸法大きさ 2018.1.15


 

■ TSB シリーズ 標準仕様
型式投入量蒸気量電気量乾燥
水分量
寸法重量
kg/時間kg/時間kwhkg/時間mmton
TSB-2L-0.550~60 4.8~37.51,210(w)×3,850(L)×1,980(H) 3
TSB-2L-1100~1207.3~751,500(W)×4,650(L)×2,230(H)5.6
TSB-2L-2.5250~30011.4~187.51,990(W)×5,830(L)×2,460(H)10
TSB-2L-5500~60015.7~3752,257(W)×8,220(L)×2,530(H)17
TSB-2L-7.5750~90022.7~562.52,650(W)×8,520(L)×3,160(H)25
TSB-2L-101,000~1,20023.7~7502,650(W)×9,860(L)×3,160(H)30
仕様条件
投入前含水率:90~80%W.B. 乾燥後含水率:50~20%W.B.
投入物比重:1 蒸気圧力:0.5Mpa
材質:SUS304 あるいは SUS316L

 

乾燥機 KENKI DRYER 寸法大きさ 2018.1.15


ご参考にボイラ水質規格ボイラの給水及びボイラ水JIS規格JIS B8223-2006の抜粋は下記です。

ボイラ水JIS規格抜粋 KENKI DRYER 2018.1.15

 


乾燥テスト

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費約3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

 熱分解装置 Biogreen https://biogreen-jp.com
 会社サイト https://kenki-corporation.jp

 

 

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