多重円盤式脱水機について / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥, 産廃費削減

排水処理施設より発生する汚泥を脱水する脱水機は多くの種類があります。その内、多重円盤式脱水機は、可動円板と固定円板の組み合わせを並べ配置されたろ体で、ろ過し脱水します。

 

■ 多重円盤式脱水機

 

ステンレス製の円形の板を組み合わせたろ体を上下に配置し、それらろ体を回転させることにより汚泥を搬送しながら脱水します。
進行方向に向かうに従って上下のろ体の間隔が狭めて配置されています。間隔を狭めて配置することにより汚泥は圧搾され脱水されます。
ろ体は可動円板と固定円板の組み合わせによるもので、汚泥が目詰まりがしにくい構造になっています。そのためろ体の自動洗浄装置は取り付けてありますが洗浄水の使用量は少量で済みます。
この装置での脱水では、凝集剤での調質で汚泥をなるべくフロック化する必要があり、フロック化がされていないとろ過時にろ体の可動円板と固定円板体の隙間から水(ろ液)と一緒に汚泥も排出されてしまいます。
多重円盤式脱水機は、可動円板と固定円板体の組み合わせのろ体を回転させ、そのろ体の隙間から水をろ過する構造です。汚泥を凝集剤でできるだけフロック化させる必要はありますが、真空、加圧等の動力を必要としないメンテナンス管理が容易な省エネルギー型の脱水機と言えます。

 

多重円盤脱水機 汚泥乾燥 KENKI DRYER 2018.4.6


汚泥脱水 排水処理 汚泥乾燥 KENKI DRYER 2018.3.28

 

 


■ 汚泥乾燥 / どこもできない付着物、粘着物の乾燥 国際特許技術

 

排水処理に凝集剤は必ず使用され、脱水後排出される汚泥には凝集剤が含まれています。その汚泥を乾燥させる場合には凝集剤の影響を受け乾燥時に塊になりそれが次第に大きくなり表面のみの乾燥で内部まで乾燥が出来ていない現象が多く見られます。又、脱水後の汚泥の含水率は通常80%W.B.以上あり汚泥そのものは付着性、粘着性が強く、乾燥が難しいものです。しかし、KENKI DRYER は独自の国際特許技術で製作されており、投入口の投入装置で汚泥は加熱しながら粉砕され、目詰まりすることなくスムーズに乾燥機本体へ運ばれます。本体乾燥機内では、回転羽根に付着したとしても汚泥は左右の羽根が強制的に剥がし落とし、その上独自の羽根の構造により羽根が回転しながら乾燥汚泥をせん断し小さくできます。凝集剤が含まれ凝集した汚泥を粉砕、せん断し小さくすることにより、内部まで十分に熱が行き渡り大きな塊になることなく低い含水率まで確実に乾燥ができます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。
弊社の国際特許技術の乾燥機 KENKI DRYER はどこもできない付着性、粘着性、固着性が強い汚泥あるいはスラリー液体状のものまで機内に詰まることなく確実に乾燥ができます。しかも構造が簡単なため安価で、乾燥機械代金は産廃削減費用2、3年程度での償却が可能です。又、低温乾燥のため乾燥物の成分が変化せず燃料、菌体肥料、土壌改良剤等へのリサイクルが可能です。その他 熱分解装置とのシステムでのアプリケーションもあります。

 


乾燥時の凝集剤の影響については下記ページもご参照下さい。

乾燥時の凝集剤の影響について -1 / 汚泥乾燥, リサイクル乾燥

脱水後の有機汚泥と無機汚泥の乾燥の比較 / 乾燥時の凝集剤の影響について -2

有機汚泥と有機物の乾燥の比較 / 乾燥時の凝集剤の影響について -3

 


汚泥乾燥

国際特許

 

どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。

 

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火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
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