原料スラリー乾燥, 付着粘着性が強い液体原料スラリーの低温乾燥 / テスト事例 / 原料スラリー乾燥機

まとめ

KENKI DRYERは、国際特許取得済みの独自技術を持ち、付着性や粘着性が強い高含水率の原料スラリーや有機廃棄物の乾燥に特化した乾燥機です。以下のポイントでその能力が発揮されます。

1. 付着・粘着物の乾燥:どんな付着性や粘着性が強い高含水率のスラリーでも、乾燥機内部に目詰まりすることなくスムーズに乾燥が可能です。

2. 低温乾燥:熱源として飽和蒸気を使用し、低温での乾燥を行うため、乾燥対象物の成分が変化せず、均一な乾燥が実現されます。

3. 連続式運転:24時間連続稼働が可能で、人手を必要とせず無人で運転できます。

4. 環境への貢献:蒸気を熱源として使用するため、燃料費が削減され、二酸化炭素の排出が抑制されます。電気式ボイラーを使用することで、乾燥時に二酸化炭素の発生を完全に防ぐことができます。

5. メンテナンスの容易さ:乾燥機の構造が簡単で、部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価です。

6. 特許技術:日本を含む8カ国で11件の国際特許を取得しており、独自の技術を持つ画期的な乾燥装置です。

7. 多様な用途:汚泥乾燥、原料スラリー乾燥、有機廃棄物乾燥、メタン発酵消化液乾燥、廃棄物アップサイクル・リサイクル乾燥など、幅広い用途に対応可能です。 KENKI DRYERの導入により、従来の箱型棚段乾燥機からの置き換えで、乾燥の効率が向上し、人手の必要性が減り、環境への負荷も軽減されることが期待されます。

原料スラリーの乾燥でも 国際特許取得済み KENKI DRYER の能力は存分に発揮出来ます。どんなに付着性、粘着性が強くても乾燥機内部に詰まることなく、液体状の原料スラリーでもトラブルなく乾燥ができ安定的な稼働ができます。熱源には飽和蒸気を使用し低温での乾燥ですので乾燥対象物の成分が変化せず、乾燥ムラなく乾燥ができ、原料の乾燥として全く問題がありません。KENKI DRYERの乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用で他にはない画期的な乾燥方式を取り入れ安全衛生面で優れ、国際特許技術により乾燥対象物の内部まで十二分に乾燥でき、乾燥後は非常に安定した均一な状態で排出されます。乾燥に人手を全く必要とせず無人で24時間運転ができます。従来の箱型棚段乾燥から KENKI DRYER へ置き換えて頂ければ、乾燥が楽にでき人手がかかる乾燥の苦労から一気に解放されます。

付着粘着性が強く乾燥が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズにムラなく乾燥ができます。付着粘着性のスラリー原料は、乾燥機の種類によっては乾燥時に目詰まりし乾燥ができない場合があります。KENKI DRYER は世界特許の独自の機構でどんな付着性、粘着性が強い高含水率のスラリーであっても乾燥機内に目詰まりすることなくスムーズに乾燥することが出来ます。

8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、蒸気間接乾燥機ですが、同様の他の蒸気間接乾燥とは構造が異なり全く独自の製品です。バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。あるいは、電気式ボイラーを設置することにより乾燥時に一切地球温暖化ガス、二酸化炭素CO2の発生はありません。 又、運転時のトラブルは皆無で、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。KENKI DRYER ご導入に当たって人手は必要と致しません。

ご不明な点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。貴社のニーズに合わせた最適な乾燥機のご提案をさせていただければと存じます。
弊社の乾燥機「KENKI DRYER」は、8ヶ国で11件の特許を取得し、他ができない付着粘着物の乾燥が得意で、導入後のトラブルが皆無、メンテナンスが容易、ランニングコスト安価です。ご導入頂いた企業様には、乾燥ムラなく、人手を要しない生産性向上、高い性能と耐久性でご好評を頂いております。

どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率スラリー乾燥機、原料スラリー乾燥機、有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物アップサイクル、リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。 日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済です。

KENKI DRYERが原料スラリー乾燥機として選ばれる主な理由をいくつか挙げさせていただきます:

1. 高い乾燥効率
   KENKI DRYERは独自の気流制御技術を採用しており、効率的に水分を除去できます。これにより、エネルギー消費を抑えつつ、短時間で均一な乾燥が可能です。
2. 製品品質の向上
   均一な乾燥により、最終製品の品質が向上します。粒度分布が均一になり、凝集も抑えられます。
3. 多様な原料に対応
   様々な粘度や固形分濃度のスラリーに対応できる柔軟性があります。
4. メンテナンス性
   構造がシンプルで、メンテナンスが容易です。これにより稼働率の向上にも繋がります。
5. 環境への配慮
   エネルギー効率が高いため、CO2排出量の削減に寄与します。

泥漿（でいしょう）は、スラリー (slurry) やスライムとも呼ばれる懸濁体（けんだくたい）のことで、液体中に鉱物や汚泥などが混ざっている混合物のこと。粘性の強い（ドロドロとした）流動物であることが多い。
泥漿またはスラリーは、主に工業分野で用いられる言葉で、製造業や土木分野で多く使われている。泥漿の”漿”の字は重湯（おもゆ）を指しており、重湯のような「液体に粒子が混ざり込んだ懸濁体」をこのように表している。一般的な濃度は濃厚であり、重湯のように稀薄ではない。ただ、土質工学のスラリーだけは含水率がかなり高い液体を指しており、本当にサラサラとした液体を表している。なお、生コン・モルタルも泥漿の一種といえるが、これらは一般的には泥漿とされずに、区別されて認識されている。

出典：Wiki 泥漿

懸濁液（けんだくえき）は、固体粒子が液体中に分散した分散系。英語では、サスペンション (suspension) あるいはスラリー (slurry)。サスペンジョンともいうが、こちらはドイツ語のズスペンジオーン (Suspension) が混ざった呼び名である。
粒子はコロイド粒子（100nm程度以下）のこともあるが、それより大きな光学的粒子のこともある。コロイド粒子の場合は懸濁コロイドなどと呼び、光学的粒子の懸濁液を特に懸濁液と呼ぶこともある。

出典：Wiki 懸濁液

原料スラリーの乾燥が難しい理由はいくつか考えられます。

1. 高含水率: スラリーは液体と固体の混合物であり、多量の水分を含んでいるため、完全に乾燥させるには時間とエネルギーが必要です。水分を除去するためのエネルギーコストが高くなります。
2. 粘性や密度の影響: スラリーは粘性が高く、密度が均一でないことが多いため、乾燥プロセス中に固体成分が偏ったり、乾燥効率が低下することがあります。
3. 乾燥速度の制限: 急速に乾燥させると、スラリー中の粒子が団結（アグロメレーション）しやすくなり、乾燥が不均一になる可能性があります。これにより、乾燥が完全に終わらない部分ができたり、最終製品の品質に影響が出ることがあります。
4. 熱による影響: スラリー中の原料によっては、乾燥のために高温を使用すると、材料が変質したり、品質が低下するリスクがある場合があります。そのため、適切な温度管理が必要で、乾燥プロセスが複雑化します。
5. 設備の制約: スラリーの特性に応じた乾燥設備が必要です。特に粘性が高いスラリーは、標準的な乾燥装置では処理が難しく、特殊な乾燥設備が求められることがあります。

これらの要因が複合的に作用し、スラリーの乾燥を難しくしています。

出典：ChatGPT

原料スラリー乾燥

乾燥装置 KENKI DRYER の国際特許技術の一つが Steam Heated Twin Screw technology （SHTS technology）でセルフクリーニング機構です。この機構によりどこもできないどんなに付着、粘着、固着する乾燥対象物でも独自の構造で機械内部に詰まることなく乾燥できます。
例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。どこも乾燥ができない付着、粘着性が強い物あるいは原料スラリー等の液体状に近い状態で投入したとしてもこのテクノロジーで全く問題なく確実に乾燥ができます。このSHTSテクノロジーは約７年以上を経て完成させており国内はもとより海外でも特許を取得、出願しております。
又、水処理脱水後の有機汚泥等の乾燥では凝集剤の影響を受け乾燥中に大きな塊になりやすく、乾燥後大きな塊で排出された場合、表面のみ乾燥し内部には水分をかなり含んだ状態で排出される場合が多々あります。しかしこのテクノロジーでは乾燥対象物が、左右の羽根あるいは羽根とトラフ、ケースで接触する際に強制的にせん断、引きちぎられます。乾燥対象物は羽根に付着した際は強制的に剥がされ、その上せん断、引きちぎられながら攪拌が繰り返し行なわれながら加熱されるため、乾燥工程が進むうちに乾燥対象物は次第に小さくなっていきます。乾燥対象物は小さくなればなるほど内部まで熱が十二分に伝わり、行き渡り安定した品質の乾燥物となります。熱源には飽和蒸気を使用した低温での乾燥のため乾燥対象物が炭化する焦げるあるいは焼きむら等は発生せず、乾燥後は安定した良好な品質で排出されます。

日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ特許取得済

セルフクリ－ニング

熱源 蒸気