乾燥テストの内容を詳しく教えて下さい。

乾燥テストの詳細内容について

乾燥テストは乾燥対象物をお預かりし、1種類を2日間以上かけて行います。通常テストの条件設定をいくつか行いその設定に基づきテストを行います。その設定は2条件以上で場合によっては10条件以上での設定で行う場合もあります。
乾燥対象物により、乾燥の具合は異なるためテスト機で実験を行いその結果に基づきKENKI DRYERの型式の選定を行います。他にはテストによりランニングコストを把握するための蒸気量、電気量の測定や、付帯設備が必要かどうかを確認します。付帯設備の必要性については、乾燥機を解体し機械内部の粉塵発生状況の確認及び排気エアー内の水量、濁り、粉塵量を確認し検討します。

型式選定に必要な事項
・対象物乾燥前後の含水率 W.B.
・時間当たりの投入量
・軸回転数、滞留時間
・乾燥対象物温度、乾燥機各部温度
・蒸気量、電気量
・各箇所写真撮影

付帯設備検討に必要な事項
・粉塵の発生状況 機内及び排気エアー内
・排気エアー内の水の量、水の濁り及び粉塵量
・各箇所写真撮影

下図はKENKI DRYER乾燥テスト時の測定箇所を示しています。
乾燥テスト 測定箇所及び写真撮影箇所 kenki dryer 2017.11.16

NO測定箇所測定内容
1乾燥前乾燥物含水率、温度及び重量
2乾燥後乾燥物含水率、温度及び重量
3各部内部温度投入部、中間部、排出部及び排気ダクト
4投入蒸気圧力、温度、時間当たりの投入量
5各モーター周波数及び電流値 本体モーター、循環ブロワ及び排気ブロワ
6排出蒸気ドレンドレン重量
7各部写真撮影
テスト終了、解体後
本体攪拌乾燥部、循環熱交換器、循環ブロワ、排気ブロワ及び排水タンク
8排水タンク排気水重量

 

乾燥テストのページは下記です。

乾燥テスト

 

熱分解装置 Biogreen: https://biogreen-jp.com
会社サイト: https://kenki-corporation.jp