空気温度と性能曲線図 / 汚泥乾燥, スラリー乾燥, 高含水率廃棄物乾燥
■ 空気温度と静圧 |
空気は温度が高くなると分子活動が活発になり膨張し、同じ体積で比較するとその空気は軽くなります。空気温度上昇に伴い体積が減った空気を流す場合、送る力を増加させる必要があります。
例えば、同じ体積で重量が異なる球を全く同じ力で投げた場合、重量が軽い球の方が遠くへ飛びません。同じ距離飛ばそうとすると軽い球の方が大きな力が必要となります。
同様に送風機、ブロワで空気を流す場合、同じ風量であれば高温の空気の方が低温の空気より空気を送る力が必要です。その空気を送る力は送風機では軸動力で表現されます。
空気の温度の上昇により静圧は低下しますので、同じ風量を得るためには軸動力を増やす必要があり、軸動力アップは送風機の機種選定時の大きな要素となります。
通常、製造メーカーは送風機の性能を空気温度20℃で表示してあり、それ以外の温度で使用する場合静圧の換算が必要となります。
静圧 | 気体の流れに平行な物体の表面に及ぼす気体の圧力。気体の流れとは関係のない圧力で、ゴム風船を膨らませたときに内部から周囲を押し付けている圧力。 配管・装置の圧力損失(通風抵抗)に対し、送風機で通風するために必要な圧力。 |
動圧 | 気体の速度に関する圧力。例えば、ゴム風船の口をあけたときに吹き出す気流の運動エネルギーに相当する圧力。 |
■ 性能曲線図での空気温度の違い |
空気温度の高低で比較すると、空気温度が高い方が静圧が低くなり大きな軸動力が必要です。空気温度が高い方がより大きな能力の送風機が必要です。
4つの乾燥機構 |
循環熱風乾燥機構 |
■ 乾燥機構 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構は国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出までの工程で、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。
飽和蒸気での低温での乾燥ですので乾燥対象物の成分は変化せず安全衛生面は優れており、国際特許技術の独自の乾燥機構により乾燥後の乾燥物の品質は均一で安定しています。
日本 、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 特許取得済
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
熱分解装置 Biogreen 火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置 | https://biogreen-jp.com |
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