アップサイクルのための高含水率有機汚泥の低温乾燥 / テスト事例 / 汚泥乾燥機, 産廃費削減, 産廃量削減
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置で、液体状の乾燥対象物でも乾燥が可能です。
排水処理場から排出される汚泥を低温乾燥することにより、乾燥後成分変化が少なくアップサイクル、リサイクルとして利活用が可能です。KENKI DRYER は低温での熱源に蒸気利用の間接乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なくリサイクル、アップサイクル品して十分に利活用が可能です。
付着粘着性が強く処理が難しい乾燥対象物であっても KENKI DRYER であれば、容易にスムーズに乾燥ができます。例えば、付着粘着性の強い汚泥は乾燥が難しいものです。乾燥機の種類によっては汚泥の乾燥時に乾燥機の機内で目詰まりし排出されない場合があります。KENKI DRYER は世界特許の独自の機構でどんな付着性、粘着性が強い高含水率の汚泥であっても乾燥機内に目詰まりすることなくスムーズに乾燥することが出来ます。又、KENKI DRYER は連続式の低温乾燥ですので、乾燥後は乾燥対象物の成分変化が少なく様々な用途に利活用が可能な上、1日24時間無人運転が可能です。
又、排水処理場から排出される汚泥は、排水処理時に使用される凝集剤の影響で乾燥処理中に塊状になりやすい傾向があります。乾燥対象物が塊状になると、乾燥物内部まで熱が十分に行き渡らず内部まで加熱されないため表面のみが乾燥し内部まで加熱乾燥されていません。KENKI DRYER の乾燥では、乾燥対象物が塊状になったとしてもは乾燥機内である程度粉砕、小さくし表面積を小さくすることにより乾燥物内部まで乾燥が十二分にできます。
8ケ国11件の取得済み特許技術の KENKI DRYER は、バーナー等による直火乾燥機は乾燥機より二酸化炭素が排出され環境保護、脱炭素の点でも時代に逆行し、高温での乾燥のため燃料費は高額で、部品の消耗が早くメンテンナンスに費用が掛かります。KENKI DEYER は熱源には蒸気を利用していますが、乾燥熱効率が良いため蒸気使用量が少なくて済み、現在ご使用されている蒸気を利用でき、余った蒸気、余剰蒸気を使用すれば燃料費のコストはかからず、乾燥時には乾燥機からは二酸化炭素が排出されず脱炭素乾燥が出来ます。又、乾燥機の本体の羽根の回転数は5RPM以下で非常にゆっくりのため部品の消耗が少なく、メンテナンスが楽で安価で済みます。KENKI DRYER は連続式での乾燥装置で乾燥対象物を貯めて乾燥させるバッチ式ではありません。そのため、運転管理が楽で1日24時間無人運転が可能です。
日本は鉱物資源をほぼ100%輸入に頼っています。今後も特に貴金属、レアメタルは重要な資源で国際競争力の維持・強化にはこれらの資源を確保するのは必須です。鉱物資源の確保に向けた対策の一つに汚泥の中に含まれる鉱物を再利用、リサイクルすることは重要で環境保護に貢献ができ温室効果ガスの削減に繋がります。又、現在輸入それも中国に頼っているリンもなくてはならない鉱物です。そのため下水汚泥からのリンの取り出しは国家プロジェクトとして推進されています。
排水処理場から必ず排出される汚泥のリサイクルは、環境保護、脱炭素そして輸入に頼っている資源の確保から重要視されておりその需要は増加する一方です。
どこもできない付着物、粘着物が乾燥できる KENKI DRYER は、日本 2件、海外7ケ国 9件 合計11件の特許を取得済み独自技術を持つ画期的な乾燥装置です。高含水率有機廃棄物乾燥機、汚泥乾燥機、スラリー乾燥機、メタン発酵消化液乾燥機及び廃棄物リサイクル乾燥機に是非 KENKI DRYER をご検討下さい。
日本、台湾、米国、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国 11件特許取得済。
KENKI DRYER の熱源である飽和蒸気の使用量は少ないため、新規にボイラー導入せず工場内余剰蒸気を利用することにより脱炭素、燃料費削減が可能です。
■ 脱水、脱水機について |
排水処理施設より発生する汚泥は、濃縮、調質が行なわれ、その次の工程が脱水です。
脱水工程では、含水率が95%W.B.以上ある脱水前の汚泥を固形物と水分とに分離し、水分を搾り出し固めます。この工程により液状の汚泥がケーキ状(脱水ケーキと呼ばれる)になり、含水率は85%W.B.以下に下がり、脱水後の処理、取り扱いが容易になります。
この脱水は脱水機と言われる機械機器で行なわれ、この脱水機には様々な種類があります。脱水する汚泥の性状、凝集剤の種類、コスト、運転状況等により機械の選定が行なわれ、それには、低コスト、低い含水率の脱水ケーキ、処理量、メンテナンス性などが考慮されます。
脱水工程手前の調質工程で凝集剤を注入し汚泥を塊(フロック)状にし、脱水性を向上させます。脱水機では、ろ布、ふるい、遠心力などを利用しており、凝集剤でフロック状、大きな粒子にすることにより閉塞等のトラブルを発生しにくくします。
最近では、汚泥の濃縮と脱水を同時に行なうハイブリット型脱水機も製品化されています。
汚泥脱水機の種類 | |
ろ過式 | フィルタープレス |
スクリュープレス | |
ベルトプレス | |
回転加圧式 | |
多重円盤式 | |
多重円板型スクリュープレス | |
真空脱水機 | |
遠心分離式 | 遠心脱水機 |
濃縮脱水 | ハイブリット型 |
■ フィルタープレス脱水機とは |
フィルタープレス脱水機とは、汚泥を限られた空間に加圧して詰め込むことで脱水する機械です。ろ布を介して固形分と液体を分離し、固形分は脱水ケーキとして回収されます。
主な特徴
- 脱水率が高い(含水率 50%程度まで低下可能)
- 操作が簡単でメンテナンスもしやすい
- 幅広い汚泥に対応できる
主な用途
- 下水処理場
- 工業排水処理場
- 食品工場
- 製薬工場
原理
フィルタープレス脱水機は、以下の3つの要素から構成されています。
- ろ板:固形分と液体を分離するろ布を張る板
- ろ布:固形分と液体を分離するフィルター
- 圧力装置:汚泥に圧力をかける装置
汚泥は、ろ布で覆われたろ板の間に流し込まれます。圧力装置によって汚泥に圧力が加えられると、汚泥はろ布に押し付けられて固形分と液体に分離します。固形分はろ布に残り、液体はろ板の隙間から排出され、脱水ケーキとなります。
メリット・デメリット
メリット
- 脱水率が高い
- 操作が簡単でメンテナンスもしやすい
- 幅広い汚泥に対応できる
デメリット
- 初期費用とランニングコストがかかる
- 汚泥の性質によっては、脱水ケーキが硬くなり、取り扱いが困難になる場合がある
まとめ
フィルタープレス脱水機は、脱水率が高く、操作が簡単でメンテナンスもしやすいというメリットがあります。幅広い汚泥に対応できるため、下水処理場や工業排水処理場などで広く用いられています。
出典:Bard
■ フィルタープレス脱水機について |
排水処理施設より発生する汚泥を脱水する脱水機は多くの種類があります。その内、フィルタープレス脱水機は、汚泥を限られた空間ろ過室に、加圧して詰め込むことで脱水する機械です。このフィルタープレスで脱水された汚泥脱水ケーキは他の脱水機と比較すると含水率が低くなる傾向があります。又、運転処理が連続式ではなくバッチ式のため、次の工程が連続式機械処理を行なう場合は一旦、ホッパ等で貯めコンベヤ、ポンプ等で引き出す必要があり処理工程に手間がかかります。この脱水機は土砂汚泥でも利用されます。
凝集剤は主に消石灰や無機系凝集剤が使用されます。
フィルタープレス脱水機には汚泥を加圧して送り続けることによりでろ過し脱水するタイプと、ろ過室内にダイヤフラムがありそれにより圧搾し脱水するタイプの2種類があります。
これら2種類とも本体内には、ろ布で作られたろ過室がいくとも並んでいます。これらろ過室は全て油圧で詰めつけられた状態です。多くの水を含んだ汚泥はこれらろ過室にポンプで圧入されます。
ひとつのタイプは全ろ過室に汚泥が充満した後も、さらに汚泥をポンプで圧入し汚泥を詰め続けます。この汚泥を詰め続け加圧することで汚泥の中の水分がろ過され脱水されます。脱水が終わると、ろ過室を締め付けていた油圧が緩められることによりろ過室が開き汚泥は下に落ちます。
もうひとつのタイプは全ろ過室に汚泥が充満した後は、さらに汚泥を圧入するのではなく、ろ過室内のダイヤフラムを圧縮空気、水、油等で膨らませ汚泥の両側から圧搾し、ろ過し脱水します。脱水が終わると油圧が緩められ、ろ過室が開き汚泥は下に落ちます。
下記の図はダイヤフラム式フィルタープレスの仕組みです。
汚泥(おでい、淤泥)は、下水処理場の処理過程や工場の廃液処理過程などで生じる、有機質の最終生成物が凝集して出来た泥状の固体のことである。スラッジ(英語: Sludge)ともいう。産業廃棄物として最終処分場に埋設処分されるだけでなく、下水汚泥については肥料やバイオマス発電の燃料として有用利用されている。
汚泥のうち活性汚泥とは、好気性菌などの微生物群によって水処理を行ったときに生じる微生物を含んだ集塊を指す。活性汚泥の一部を種として汚水に添加し、空気を吹き込んでこれらの微生物の繁殖を促し、溶存有機物などの汚染物質を、微生物を含んだ新たな活性汚泥に転換する水処理技術を活性汚泥法と呼ぶ。
出典:Wiki 汚泥
■ セルフクリーニング Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology) |
乾燥装置 KENKI DRYER の国際特許技術の一つが Steam Heated Twin Screw technology (SHTS technology)でセルフクリーニング機構です。この機構によりどこもできないどんなに付着、粘着、固着する乾燥対象https://kenkidryer.jp/products/patents/物でも独自の構造で機械内部に詰まることなく乾燥できます。
例えば乾燥対象物が羽根に付着したとしても、その付着物を乾燥機内の左右の羽根が強制的に剥がしながら回転します。どんなに付着、粘着、固着性がある乾燥物でも左右の羽根が剥がしながら回転するため羽根に付着することなく、そして停止することなく羽根は常に回転し続け、剥がし、撹拌、加熱乾燥を繰り返しながら搬送されます。又、常に羽根の表面は更新され綺麗なため羽根よりの熱は遮るものなく乾燥物にいつも直接伝えることができます。どこも乾燥ができない付着、粘着性が強い物あるいは原料スラリー等の液体状に近い状態で投入したとしてもこのテクノロジーで全く問題なく確実に乾燥ができます。このSHTSテクノロジーは約7年以上を経て完成させており国内はもとより海外でも特許を取得、出願しております。
日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。
■ 乾燥機構 KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。 |
乾燥装置 KENKI DRYER の特徴ある独自の乾燥の機構も国際特許技術です。粉砕乾燥、撹拌乾燥、循環乾燥そして間接乾燥 と言った4つの乾燥機構が同時に乾燥対象物に対し加熱乾燥動作を絶え間なく繰り返し行われることにより乾燥対象物の内部まで十分に乾燥され乾燥後の製品の品質が一定です。乾燥対象物投入時から乾燥後排出まで乾燥対象物の乾燥が不十分になりやすい塊化を防ぎ、乾燥対象物の内部まで熱が十二分に行き渡るよう様々な工夫がなされており常に安定した加熱乾燥が行われています。
熱源が飽和蒸気のみの伝導伝熱式での乾燥方式でありながら、外気をなるべく取り入れない他にはない独自の機構で乾燥機内の温度は、外気温度に影響されず常に高温で一定に保たれています。それは外気を取り入れない特徴ある独自の乾燥機構で内部の空気をブロワ、ファンで吸い込み乾燥機内部の上部に設置されている熱交換器で加熱し、その加熱された空気熱風をせん断、撹拌を繰り返しながら加熱搬送されている乾燥対象物へ吹き付け当てています。わざわざ熱風を起こしそれを乾燥対象物へ吹き付け当てているのですが、外気を取り入れそれを加熱するのではなく乾燥機内部の高温の空気をさらに加熱しながら乾燥対象物へ当て乾燥を促進しています。洗濯物が風でよく乾くという乾燥機構を取り入れ熱風対象物に熱風を当てることによる熱風乾燥です。今内容により、KENKI DRYERは乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風対流伝熱併用での他にはない画期的な乾燥方式での乾燥機と言えます。
日本、米国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、スイス、カナダ 8ケ国11件特許取得済。
■ 熱源 飽和蒸気 |
熱源である飽和蒸気の使用量は少ないため、新規にボイラー導入せず工場内余剰蒸気を利用することにより脱炭素、燃料費削減が可能です。
KENKI DRYERの乾燥の熱源は飽和蒸気のみながら伝導伝熱と熱風併用で他にはない画期的な乾燥方式を取り入れ安全衛生面で優れ、安定した蒸気を熱源とするため乾燥後の乾燥物の品質は均一で安定しています。蒸気圧力は最大0.7MpaGまで使用可能で、乾燥条件により蒸気圧力の変更つまり乾燥温度の調整は簡単に行なえます。飽和蒸気は一般の工場では通常利用されており取り扱いに慣れた手軽な熱源だと言えます。バーナー、高温の熱風を利用する乾燥と比較すると、飽和蒸気はパイプ内を通し熱交換で間接乾燥させる熱源であることから、低温で燃える事はなく安全衛生面、ランニングコスト面で優れています。
飽和蒸気には特有の特徴があります。蒸気圧力の変更に伴い蒸気温度が変わるため、乾燥温度の調整が簡単に行なます。又、凝縮熱、潜熱を利用できるため温水、油等の顕熱利用と比較すると熱量が2~5倍で乾燥に最適な熱源と言えます。
飽和蒸気は乾燥後ドレンとなりますがそれは回収ができ蒸気発生装置ボイラーへの供給温水として利用すれば燃料費等のランニングコストは安価で済みます。
どこもできない付着物、粘着物及び液体状の乾燥に是非KENKI DRYER をご検討下さい。 |
国際特許技術の簡単な構造でイニシャル、ランニング、メンテナンスコストが安価です。 |
汚泥乾燥では乾燥機械代金を産廃費削減約2、3年での償却を目指しています。 |
原料スラリー乾燥では箱型棚段乾燥の置き換えで人手がいらず乾燥の労力が大幅に減ります。 |
有機廃棄物乾燥では燃料、肥料、土壌改良剤、飼料等へ再資源化リサイクル利用ができます。 |
熱分解装置 Biogreen 火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置 | https://biogreen-jp.com |
会社サイト もう悩みません。コンベヤ、産業環境機械機器 | https://kenki-corporation.jp |